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プルルルル
…隆弘に電話してみる。
何故か分かんない。
けど、私は確実に隆弘に惹かれていた。
隆弘『もしもし』
「…もしもし」
隆弘『どうしたの?なんかあった?』
「…なんもない。」
隆弘『…今日、会いたい。来れる?』
「すぐ行く、待ってて。」
隆弘『ん。』
「隆弘!」
隆弘「おぉ、早くね?(笑)」
「なんか、会いたくて。」
隆弘「ふふ、魔法の力だ♪」
「隆弘は魔法使いじゃありません!」
隆弘「…さぁ、どうかな?(笑)」
「まぁいいや(笑)」
隆弘「あ、そうだ!これを渡そうと思って。」
隆弘が取り出したのは、1本のバラ。
「また?(笑)」
隆弘「…本気、だから。」ボソッ
「え、なんか言った?」
隆弘「なんでもないっ!ごめん、休憩時間終わっちゃった!」
「大丈夫、頑張ってね!」
隆弘「じゃあね〜」
行ってしまった。
また、隆弘からのメッセージかな?
花の根元についている銀紙をはがす。
すると、メッセージカードが出てきた。
「…え」
“結婚を前提に、付き合って下さい”
展開早すぎね?
んなの、出会って数日だよ?
分かんないよ、バカ。
「隆弘ぉっ!!!」
花屋に戻って、大声で叫ぶ。
隆弘「Aっ?」
「バカ!バカバカバカ!!なんでこんな展開早いの!隆弘好きとか、そんなの全然分かんないじゃん!」
隆弘「分かるよ。」
「なんでぇっ」
隆弘「魔法使いだから。」
「んなのっ…んっ」チュッ
確かに彼の唇と私の唇が触れた。
隆弘「一目惚れ。ダメ?」
「ダメっ…じゃないっ」
隆弘「ふふ、好きだよ。」
「…バカ。」
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TrackandField S(プロフ) - 来ました!真司郎ーーーwこれからもファイトだぞっ!byほんw (2018年1月29日 20時) (レス) id: 5cef78c9c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩崎走 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年1月24日 0時