【すとぷり】勘違いですってば！

【番外編】莉犬くんとプレゼント ページ34

莉犬くんの誕生日記念番外編です！

このお話では、莉犬くんとAちゃんが付き合っています。そして、休日設定です。

以上を踏まえてどうぞ！

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Aside


莉「ねー、Aー」


『どーしたの？莉犬くん』


私の家で一緒にゲームをしてる途中、急に莉犬くんに名前を呼ばれた。


莉「今日何の日か知ってる？」


もちろん知ってますとも。

でも、いじってみたくて、私は知らないフリをした。


『知ってるよ！キスの日でしょ！』←


莉「それは昨日だよ！！...ねぇ、本当に覚えてないの...？」


莉犬くんは、今にも「クゥゥーン...」と鳴きだしそうな声でそう言った。

ざ、罪悪感が凄い...！！


私は耐えきれなくなって、


『嘘だよ、ごめんね？今日は莉犬くんの誕生日でしょ？おめでとう！！』


と言った。


莉「やったあ！覚えてくれてた！」


『もちろん覚えてるよ！プレゼントも用意してきたよ！』


莉「え、なになに！？」


『ジャジャーン！！』



...私が取り出したのは、頑張って作ったマフラー。


莉「...季節ハズレじゃない？」


『あっ...ほ、ホントだ！！』


今の今まで気づかなかった！←

莉犬くん、こんなの渡しちゃって怒ってるかな...？


莉「...でも、これAが頑張って作ったんでしょ？すっごく嬉しい！ありがとう！！」


良かった...喜んでくれた...！



莉「でさ、俺、マフラーあったらやりたいことあるんだけど...」


『何？』


莉「俺、漫画とかで恋人同士が一緒にマフラー巻いてるの見て、いいなって思ってたんだ！！やろーよ！！」


莉犬くんは私の返事を待たずに、一瞬で私と自分にマフラーを巻いてしまった。仕事はやっ！！


ってか、こんなのされたら照れる...


莉「A、顔赤いよ？」


『り、莉犬くんだって赤いよっ！！莉犬くんの髪と同じくらい赤いよ！！』←


莉「こ、これはマフラーがあったかいだけだし！！ばーか！！

...でもさ、今日はずっとこうしてたいな」


『...私も』


莉「...好きだよ」


『急だね！？

...私も！』


莉「えへへー(照)」




初めて恋人の誕生日を祝った今日は、甘酸っぱい苺のような、最高の日になりました。

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5/24 莉犬くん、happy birthday！


(ちなみに、誕生日記念だけは完結後も全員分書く予定です！)

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