【すとぷり】勘違いですってば！

忘れ物 ページ20

Aside



『あっ...！』


転んだ...今日2回目なんですけど...どんだけ転ぶの、私。


莉「A、大丈夫！？」


『大丈夫だよー！...でも、この大量のプリント拾わなくちゃ』


莉「急いで拾おう！」


私達は慌ててプリントを拾った。無駄にプリントの量が多くて大変。泣けてくる。



私達がプリントを拾い終えて職員室に届けた時には、もう既に1時限目のチャイムがなっていた。



ｶﾞﾗｯ(教室の扉を開ける音)


莉「お、遅れてすみません...」


『すみません...！』


先「あ、やっと来たわね。遅いわよ！」


いや、そっちがプリント整理頼んだんでしょーが！！

うぅ...副委員長って意外と大変だった...


1時限目が、事情を知ってる担任の先生の授業で良かった。


『あ、杏莉ごめんね...』


席に座りながら、私は前の莉犬くんに小声で話しかける。


莉「大丈夫だよ、怪我がなくて良かった」


る「2人とも、お疲れ様」


や、優男が2人もいる...幸せだ...

-------❁ ❁ ❁-------

退屈な授業もやっと全部終わり、下校時刻。


莉「2人とも、一緒帰ろーよ！」


る「うん、いいよ」


『おっけーい！！』


いえーい、帰りぼっち脱却ー！！←

...やっぱり、こういう話してたら周りの女子から睨まれる。女子ってコワイネ。


『ふーんふんふふーん♪』


る「上機嫌だね」


『2人と帰るの初めてだもん！』


莉「嬉しすぎて、忘れ物とかしてないよね？w」


『してないはず！カバンの中身もさっき見たし！あとは、胸ポケット...あっ』


る＆莉「どうしたの？」


2人がこっちを見て首をかしげる。

ヤ、ヤバい、これは...






『い、家の鍵がない...』


る＆莉「...えっ？」

写真→←作者の部屋 part2☆

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