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夕飯の後、部屋を暗くしてレンタルしてきた映画を2人で見る
ソファで剛典くんに膝枕をしながら
今回は恋愛コメディの洋画
ブロンドの主人公が可愛い
ラブシーンでもあまり緊張はしない
「っ!!」
剛典くんの長い指がスカートの中にゆーっくりと入ってくる
『映画に集中できなくなっちゃうね』
こっちを見上げてにやっと笑う悪い子
指は止まらず太ももと膝をゆっくりと行ったり来たりする
顔が熱くなる
たまらず視線を映画に戻す
まだ主人公たちは愛し合っている
「映画が・・」
『ハンバーグも美味しかったけど、やっぱりAがいいんだけどなー』
剛典くんはまたにやっと笑うと起き上がって映画を止めた
自分でソファに座ると私を膝の上にまたがらせる
タイトスカートがめくれ上がってしまう
『俺とするの嫌い?』
私の目をしっかり見据えて言う
首を横に振る
『じゃあなんで逃げるの』
「剛典くんのことしか考えられなくなるの・・・怖い」
やっと小さな声で絞り出す
幸せが手に入ると失う怖さを感じる
これ以上剛典くんに夢中になっちゃうと、壊れちゃう気がして
必死で平静を装ってた
だけど剛典くんに触れられただけで私の身体は熱くなって
もう歯止めがきかない
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作者名:Kirari | 作成日時:2015年10月20日 13時