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剛典くんは私を軽々と抱きかかえて奥の寝室にあるベッドに運んだ
上から覆いかぶさってくる
私を強い瞳で見下ろして髪を撫でる
『その顔めっちゃそそる』
少しだけ微笑む
『じゃあ、服、自分で脱いで』
え・・・
『早く』
剛典くんが急かす
戸惑いながらも私は横になったまま上半身、下着だけになる
『下着も』
腕でなんとか隠しながら下着を取る
急に恥ずかしさがこみあげる
剛典くんのこと見れなくて目をぎゅっとつぶる
『よく出来ました』
剛典くんは私の首から鎖骨へと優しく肌を撫でる
それだけで背中が浮くほど反応してしまうけど
触れてほしいところにはなかなか届かない
思わず剛典くんの手を掴んでしまう
「お願い・・」
『何が』
剛典くんは男の顔のまま私を見下ろしている
「お願い・・もっとして・・」
体中に剛典くんのキスの雨が降ってくる
「んっ・・」
『声、出して』
剛典くんのかすれた声を聴きながら
私は何も考えられなくて、身を委ねる
朝が来るまでに私は高いところに何度も連れて行かれては落とされた
普段は優しいのに、オスの顔をした剛典くんを見ているだけで感じてしまうほど
私は剛典くんに夢中になってしまった
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作者名:Kirari | 作成日時:2015年10月20日 13時