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すると遠くの方で何かがこっちに向かってくる音が聞こえた
さ「ヘリの真下！だるま居る！！」
ロ「ボスを助けて〜！！」
葛「ボス〜！！」
さ「うるさい」
いつもの騒がしい声の隙間から、プロペラの音がこっちに近づいてくるのが分かる
誰かが助けに来てくれたようだ
さ「うん！そこら辺！」
さささんの声に操られるように近づいてくる
ちょうど近くに来たと同時に腕を引っ張られた
葛「ボス！」
ロ「良かったァ！！」
まるで全てがゆっくりになったかのように、上のヘリに乗っていた仲間の表情がよく見えた
だけどアイツらの声よりも
腕を引っ張られたまま、目の前に現れた彼女の表情が脳裏によく焼き付いた
『…セーフ、』
動揺や安堵が入り交じった瞳は、今までに見た事がないくらい俺を魅了した
しかし手を引かれたまま重力で体が彼女の方へと傾く
だ「あ」
『わ、』
何とか手で支える
俺の真下にいる彼女と目が合った
『大丈夫でしたか？』
だ「…なんとか、ハイ」
この体制で普通に話すのまじか、と驚きを抱きながらも彼女から離れる
さ「大丈夫〜？」
『はい』
上から近づいてくるヘリを見上げると、操縦しているさささんともう手錠をかけられている2人がいた
さ「じゃあ連行お願い！この2人連れてくね」
『えーい』
適当な返事を聞いたさささんのヘリが遠ざかっていく
エンジンを付けたAさんは慣れた手つきで船を進めた
だ「いやまじ運命っすね」
運転中の彼女の後ろからそう声をかけると、前を向いたまま返事が返ってくる
『今日私本当は非番なんすけどね！！』
だ「呼び出されたんすか？」
『はい、イラついたんであなたの仲間も全員残らず捕まえときましたよ』
その発言に点と点が結びつく
だ「だからアイツら迎えに来なかったんか…」
『人の休み奪っといて簡単に返すわけ無いですよね〜』
だ「…また休んで下さい」
『ふっ、ありがとうございます』
笑う彼女の表情も見れないまま沖に着く
パトカーに乗り込んで警察署へと向かった
￣
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ごーすと(プロフ) - miyaanaさん» すみませんがTwitterはやっていません…嬉しいお言葉ありがとうございます！！ (1月1日 23時) (
レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
miyaana(プロフ) - 初めまして、ごーすとさま。初めてごーすとさまの作品を読んだのですがすごく好みの設定でこれからどうなるのか楽しみです☺️それで、質問なのですがごーすとさまはTwitter(X)とかやっておりますか？教えてくださると幸いです🙇 (12月22日 19時) (レス) id: d7f5502d0b (このIDを非表示/違反報告)
ごーすと(プロフ) - 豚の破片さん» やったー！！ありがとうございます！！ (11月21日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
豚の破片(プロフ) - うお〜〜〜〜; ;めちゃくちゃ好きです〜〜〜〜〜; ; (11月19日 23時) (レス) id: 004dda5182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごーすと | 作成日時：2023年11月19日 12時
