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ロ「警察撒いたっすね」
葛「…なんか後ろ来てね？」
銀行強盗終わりに警察に追いかけ回され続け、やっと
だ「バイクやろ？よゆー」
葛「っすよねぇ」
緊張感の緩みを感じながら、車のアクセルを強く踏む
サイレンを鳴らしながらバイクを疾駆させる警察官は、着いてくるだけで何もしてこない
ロ「なぁんかこのまま逃げちゃっていいんすか〜？」
葛「ま、結局勝つのは俺らってこと」
後部座席で大口をたたく2人の声を耳に入れながら、俺も余裕に浸りながら笑っていた
刹那、車体の上から衝撃と爆音が響き渡る
ロ「う、ぇ？」
サイドミラーを確認すると先程まで後ろにいたバイクがいない
だ「居ないんやけど、」
そう言った瞬間、正面のフロントガラスにバイクの前輪らしき物が映る
だ「は、」
そのままボンネットを滑るようにして降りてきたのは、先程まで後ろにいた警察だった
反動で高く浮いたバイクから銃弾が前輪のタイヤめがけて飛んでくる
葛「やべっ、」
ロ「右前パンクした！」
バランスを崩した車体は、呆気なく動かなくなってしまった
前方に華麗に着地したバイクは、くるりと一回転してこちらに向かってくる
ロ「降りて降りて！！」
だ「撃つわ」
車から降りてバイク目掛けて弾を飛ばす
隣にいるローレンや葛葉も咄嗟に出した銃で迎え撃っていた
ヘルメットを被り顔も性別も分からない真っ黒な姿の警察を前に、当たらない弾のせいか焦りを覚える
葛「当ったらねぇ」
ロ「…っすー､これまずいかぁ？」
こっちにどんどん向かってくるバイクから銃が飛び出す
手に握っていた拳銃がはじかれ、地面に投げ出されたそれに釘を打つように弾が命中し使い物にならなくなってしまった
葛「…まじ？」
他の2人も同じように反抗の余地を失っていた
もう無理だ、と諦めた俺らの近くでバイクを止めてこっちに向かってくる黒い服に身を纏った警察
無言で手錠を付けられ、3人で固まって座らせられる
葛「ちょっと〜？誰あなた？」
ロ「警察にこんな優秀さんいたっけなぁ」
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ごーすと(プロフ) - miyaanaさん» すみませんがTwitterはやっていません…嬉しいお言葉ありがとうございます！！ (1月1日 23時) (
レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
miyaana(プロフ) - 初めまして、ごーすとさま。初めてごーすとさまの作品を読んだのですがすごく好みの設定でこれからどうなるのか楽しみです☺️それで、質問なのですがごーすとさまはTwitter(X)とかやっておりますか？教えてくださると幸いです🙇 (12月22日 19時) (レス) id: d7f5502d0b (このIDを非表示/違反報告)
ごーすと(プロフ) - 豚の破片さん» やったー！！ありがとうございます！！ (11月21日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
豚の破片(プロフ) - うお〜〜〜〜; ;めちゃくちゃ好きです〜〜〜〜〜; ; (11月19日 23時) (レス) id: 004dda5182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごーすと | 作成日時：2023年11月19日 12時
