【ハイキュー】無気力男子に愛され中。。【国見英】

ほんとはね、６ ページ50

『今は普通にお喋りしてた…よね？』



「どうぞ、続けてください」



『いやっ、こんな近いと緊張して話せな…んッ…』





俺はもう片方の手で先輩の後頭部を引き寄せ、半ば強引に唇を重ねた



角度を変えながら続ける中、途中途中に漏れる先輩の吐息がさらに俺の欲に拍車をかける








でも、これ以上したらほんとに抑え効かなくなるな







「………先輩、俺を煽るのやめて」






唇を離してそう言うと、私は何もしてないよね！？と頬を染めて涙目で必死に訴えてくる






「だから、そういう顔しないでってことです」



『だって、国見ちゃんがいきなりするから！！！』






そう言ってそっぽを向いてしまった



なんというか、先輩って隙ありすぎなんだよな、







俺は日に日に増す独占欲をどうすればいいのか分からないってのに



国見ちゃんなら何をされてもいいんだけどさ、とか言ってくるし…







ほんとになんなのこの人





『えっ、国見…ちゃん？』





俺は先輩の肩に顔をうずめた





「なんも分かってない、腹立つ」







先輩は見た目かなり良いし、大学行ったらそりゃモテるだろうな

鈍感だから気付かなそうだけど





今日みたいにどんどん勝手に大人っぽくなってくのか…






そういうの想像するとほんとに焦りとか嫉妬とかでおかしくなりそうで、



俺は近くにある先輩の首筋に軽く噛み付いた






『……んッ、ど、どうしたの？？？』







その白い肌に自分の印が付いたのを見て、どうにか気持ちを収める



混乱してるみたいだけど、後でさっきの知り合いとかに騒がれとけばいいよ






「………ところで、先輩」





『ん？』






まだ首を触りながら不思議そうな顔をしている先輩の手を握る







「今から俺とお祭り行ってくれます？」









リクエスト
不器用な夢主〜完〜
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
まさかの話数使い切ってしまいました‪(ᯅ̈ )/‬
ここまで、沢山の応援ありがとうございました！！

他の作品もぜひ！
【国見英、赤葦京治、二口堅治、白布賢二郎オチあります♪】

作品一覧はこちらです^^☟☟☟
「http://uranai.nosv.org/personal.php?t=suujimatu114」

終わり←ほんとはね、５

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す