【ハイキュー】無気力男子に愛され中。。【国見英】

やらかし10 ページ37

国見side



どんな事情があったのかは知らないけど、

この女子にとって、先輩が及川さんの彼女だと認識する出来事があったことは確実で





しかも、腕絡めてイチャイチャしてた…？？






そこまでする必要がどこにあるわけ、




というか、もちろんそのことにも腹立つけど






一番は、隠そうとされたことだ

隠されるといかがわしい何かがあったかのように思えてしまう







「国見くん、顔……怖いよ？大丈夫？」







すごい顔をしていたのか、さっきまで笑っていた女子が心配してくる







「大丈夫、」






この人から全て聞いてしまおうかと思ったけど、先輩の口から聞かなければという思いがある




でももう放課後まで待てない


次の昼休みにでも先輩のとこに突撃してしてやろ






と思っていたんだけど、






昼休みがきて、教室を出た瞬間






「あ、国見ちゃん！」






いきなり呼び止められ、

振り向けば、ちょっと気まずそうな顔をしながら手をヒラヒラと振っている及川さん







「話があるんだけどさ、ちょっといいかな？」


「いえ、時間ないです」


「えっ！？即答！？」







もしかしたら、そのことを言いにきたのかもしれないけど、

及川さんに聞かされようと女子に聞かされようとこのモヤモヤは消えないし




なんか余計、腹立つ

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