18 消耗品 ページ18
*
なくて困る消耗品
あって良かった発明品
*
「2次の22世紀はんぱない…」
私は部屋着に着替えるために自室へ来ていた。
先程の男性、バーボンさん。
彼を
青い猫型ロボットが、四次元ポケットから数々の発明品を取り出して、主人公を助けようとする話だった。
私は……陣くんが私に気づくのが怖かった。
この世界での彼と私の時間は、生きている時間とイコールになる。
彼が私の元を離れる……それは、
恐らく私は
・・・・
とりあえず、この壊れてしまった熱演カチンコロボ(監督内蔵型)をどうにか改良して、新しく何度も使える物を作らないといけない。
青い猫型ロボは、主に1度きりの使い捨ての消耗品ばかり未来から買ってきていたようで、私の作品もそれを参考にしているわけで・・・
陣くんに使用するのは抵抗はあれど、なくて困る事態が恐ろしくて、阿笠博士邸で材料を頂戴しつつ作成させてもらったのだ。
それを……まぁ必要だったと今でも思うが、あの男性バーボンさんに使うことになろうとは……
「ひとつ、一人制限なのに……」
そう、今作は前世で改良し、対象人物を演技で欺けば効果は長期間持続する。効果が切れても、使用者に対して効果が切れた対象者は約80%の確率で好感を持ち続ける。
よって、騙されたことに気づきにくい。
しかし欠点もあり、これはとても壊れやすいのだ。
データベースの埋め込まれた者を対象者とすると1ヶ月ほどは壊れずに保持できるが、この世界にはデータベースを埋め込む事をしない(と言うことを博士が教えてくれた。勿論もしも話で話をふったので怪しまれてはいないと思う。)ので、
ぶっつけ本番な気持ちで作ったのだ。
多少は効くだろうという可能性を胸に抱いて、使う予定はなかった相手に使ったのだ。
上手くいきよかった。それに成功記録としても嬉しい結果だ。
だけど……
だ・け・ど！！
「A、着替えたら降りておいで。」
2階の自室に届く優しい声。
壊れてしまった“これ”をベッドの下の、奥のおくーにまで押し込んで……
うん、隠し場所っていったらここだろう。
陣くんがスーツケースを隠してるのもベッドの下だから、私は間違ってないと思う。
◆
ジンの行動=世界基準な主人公です。
ラッキーアイテム
・元太のうな重
今日のあなたのお供☆黒の組織character占い
ボス(あのお方)
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからと、頑張って下さい^_^ (2019年12月15日 14時) (
レス) id: d5ce52b4e8 (このIDを非表示/違反報告)
謎NEX＿睫育中♪(プロフ) - ぴぇぇ……読み返したら誤字が（泣）お話の更新はもう暫くお待ちくださいね。 (2019年3月24日 16時) (レス) id: 9811fe7262 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：謎NEX | 作成日時：2018年12月21日 16時
