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youside
今日は10月31日
そう…ハロウィンだ。
私は友達も恋人もいないし、こんな日にも仕事が入っているからそんなの関係ないのだ。
仕事帰りにハロウィンに関係ある何かを買って帰ろうか…いや少しでもハロウィンを味わおうとしているのが惨めだな。
大人しく帰ろう。
私が住んでいるところは人がいないところ。
静かでいいところだが、少し夜を歩くのが怖い。
私みたいなやつを拐おうと思わないだろうが、少し不安だ。
家に着くと…金縛りにあったかのように動けなくなった。
な、何…!?
???「ふふふ。こんな日に楽しまない人がいるんだね〜」
後ろから声が聞こえる。しかも上の方から…
上？待って上？空じゃない？
に、人間じゃない…
どうしよう。こんな私に起こるなんて思ってもいなかったから、怖くて仕方がない。
???「あれ？口は閉じてないんだけど…お〜い!!」
怖くて口なんて開けない…無理無理。
???「まあいいや…とりあえず移動しちゃお」
ﾊﾟﾁﾝｯ
指パッチンが鳴った瞬間。ふわっと体が浮いた。
「へ？な、何!?」
金縛り？が解けたようだ…てかここどこ！？屋敷みたいな…
???「あ！喋った〜可愛いね〜声。顔も可愛い」
え？誰ですか？声を聞いた限り先程聞いた声と一致していた。
知ってたけどこの人？このお方…人間じゃない！？
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作者名：闇夜 | 作成日時：2022年11月26日 4時
