Memory＊君らしく＊ ページ49
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レヴィを連れて訪れたのは最上階の温室。
Aの所有地となっているこの場所なら侵入者が入ってこない限りは話を遮られることはない。
すとん、と端に備え付けられたベンチに腰かけたAは辺りを見回すレヴィに声をかける。
「それで、私に相談したいこととは何ですか？」
「はい…その、学校のことなんですが…」
「学校？」
思っても見なかった言葉にはて、と首を傾げる。
学校の話題ならAよりスクアーロにした方が無難だと思うのだが…
「やはり、正式にヴァリアー幹部となったのなら…
学校は退学した方がいいのでしょうか…？」
「…あぁ、成る程」
スクアーロが退学するときに出会ったから、ヴァリアー幹部は皆退学するものだと思っているらしい。
別に学生はダメだとか、そんな掟はないし、スクアーロは自ら退学を選んだだけだから構わないのだが。
「レヴィ、君はどうしたいのですか？」
「…俺は、できることなら大学に行きたいと思っています」
「そうですか。なら、行けばいい」
「へ…？」
素頓狂な声と共に間抜けな顔をするレヴィに笑いかける。
迷うことなど何もないだろう。
Aはボスではあるが、人の人生を決められるほどの権力は持っていないし、いらない。
「君は君のしたいようにすればいい。
大学に行きたいという夢、応援しますよ」
「…はい！ありがとうございます、ボス！」
先程までの暗い顔が嘘のように明るい返事を返すレヴィ。
彼はベンチに座るAの前で片膝をついた。
真っ直ぐにAを見据えながら、言葉を紡ぐ。
「俺、必ずや国内屈指の大学に特待で入学します！
そして首席で卒業し…証書を献上いたします！」
「ふふ…それはそれは。楽しみですねぇ…」
別に首席の証書がほしいわけではないが、彼がそれを望むのなら応援しよう。
勤勉かつ忠誠心の強いレヴィのことだから、きっと成し遂げられる。
Aは上機嫌で温室を後にするレヴィを見送りながら、くすりと小さく微笑んだ。
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Memory＊予知にも似た何か＊→←Memory＊二択の選択肢＊
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丸川雅也 - ヴァリアー大好きやー！特にフランとベルが好きや♪( ´▽｀)これからも頑張りやー！応援しとるで〜(=ﾟωﾟ)ﾉ (2016年2月29日 18時) (
レス) id: a88a1cf72d (このIDを非表示/違反報告)
黄色い華(プロフ) - 夢主さんの怪しい可愛さが好きです！ 更新頑張って下さい、応援しています！ (2015年2月7日 23時) (レス) id: a60929f203 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - ベルの扱い方ェ．．．ｗｗしかもスクがボスコンｗｗｗｗｗ←(笑いすぎ注意)あ、更新待ってますー頑張ってくださーい、あのオチアンケのやつ(顔文字)みたらなぜか…なぜか笑っちゃいましたー… (2015年2月7日 15時) (レス) id: 8100f6f65c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - ベル可愛い♪♪ 続きが気になります！ (2015年2月3日 19時) (レス) id: c905f00d5e (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - ヴァリアー、とっても好きです。なかでもスクアーロ好きです！再新がんばってください。待ってます！ (2015年2月3日 19時) (レス) id: c03c618686 (このIDを非表示/違反報告)
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