Memory＊姉様との出会い＊ ページ12
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「…ってなわけで見に来たわけだが、これは…」
「見事に空っぽですねぇ…」
幹部の部屋を回ったときから思ってたが、
元からあっただろう家具以外はなにも残ってない。
よくもまぁここまで再現できると感心する。
「まぁ、想定内なので構いませんが。
綺麗になってるのは喜ばしいことですよ」
「とは言ってもなぁ…
どうすんだぁ？１から探すのかぁ？」
「うーん…」
何かもう下から引き上げた方が早い気がする。
とはいえ下の奴らがAに…
否、スクアーロに付いてこれるだろうか。
絶対とは言わないが、無理だと思う。
「…いっそ猫とか兎にします？」
「ここは動物園か」
ふざけてみたら思いの外真面目に返された。
少しくらいノッてくれてもいいのに。
はぁ、と溜め息をついて踵を返そうとした、その時。
「あら？貴方、もしかして新しいボス？」
「ほぇ？」
廊下の向こう側から一人の…男？が来た。
このフロアに来ると言うことは幹部なのだろうか。
残っていたと言うことは従う気があるのだろうか。
色々と考えなくてはならないことがあるのだが、
それ以上のインパクトでそれどころじゃない。
「え…っと、はい。Aと申します。
後ろにいるのは私の右腕 兼 幹部のスクアーロです」
「私はルッスーリア。幹部の一人よ♪
貴方みたいな可愛い子がボスだなんて嬉しいわ〜♪」
なでなでと頭を撫でてくるルッスーリア。
歳はAより一つ二つ上、体格から見て男だろうか。
オカマでも何でもいいと思ったのは事実だが、
本当にオカマの幹部がいるとは思わなかった。
でも、例えオカマだったとしても。
「貴方、私に従ってくれるのですか…？」
「勿論よ♪前のボスはタイプじゃなかったの。
あんな優男より貴方の方が断然素敵よ♡」
Aに従ってくれるだけで凄く嬉しい。
無理矢理じゃなくて自分から従ってくれる人は
スクアーロくらいしかいないと思ってたのに。
まさか、こんなところにそんな人がいたなんて。
「だからね、そんなに固くならなくていいのよ？
私のことは好きに呼んでちょうだい♪」
「…姉様、でも…？」
「全然OKよ！むしろ可愛いわ！」
ルッスーリアの言葉にぱぁっと笑顔になるA。
周りに近い年上がいなかったから新鮮だ。
例え体は男でも心が乙女なら姉様でいい。
Aは取り敢えず書類を書いてほしいと言って
ルッスーリアの手を引いて最上階に向かった。
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Memory＊ヤバい現状＊→←Memory＊現実から逃避したい＊
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丸川雅也 - ヴァリアー大好きやー！特にフランとベルが好きや♪( ´▽｀)これからも頑張りやー！応援しとるで〜(=ﾟωﾟ)ﾉ (2016年2月29日 18時) (
レス) id: a88a1cf72d (このIDを非表示/違反報告)
黄色い華(プロフ) - 夢主さんの怪しい可愛さが好きです！ 更新頑張って下さい、応援しています！ (2015年2月7日 23時) (レス) id: a60929f203 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - ベルの扱い方ェ．．．ｗｗしかもスクがボスコンｗｗｗｗｗ←(笑いすぎ注意)あ、更新待ってますー頑張ってくださーい、あのオチアンケのやつ(顔文字)みたらなぜか…なぜか笑っちゃいましたー… (2015年2月7日 15時) (レス) id: 8100f6f65c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - ベル可愛い♪♪ 続きが気になります！ (2015年2月3日 19時) (レス) id: c905f00d5e (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - ヴァリアー、とっても好きです。なかでもスクアーロ好きです！再新がんばってください。待ってます！ (2015年2月3日 19時) (レス) id: c03c618686 (このIDを非表示/違反報告)
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