ツンギレ３０７回目！！ ページ7
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「最大のライバルは先輩ですか…!？」
「は？」
Aと雲雀を見つめていた少女が言った
言葉にAはきょとん、としたが、
すぐに意味を理解して溜め息をついた。
「三浦、アホなこと言ってんじゃねぇよ。
さっさと用件言えドアホ」
「アホって二回も言いましたね !？
あたしはアホじゃないですー!！」
三浦、と呼ばれた少女はむぅっと
頬を膨らませてAを睨み付ける。
Aにとっては少女の睨みなど
痛くも痒くもないのだが、
鬱陶しいのか目を瞑り、手で払った。
「うっせぇバカ」
「…そこでアホからバカに
変えてくれるところに優しさを感じます」
「は？バッカじゃねぇの？
早く用件言えっつってんだよ」
「怖いっ!？」
的外れな少女の言葉を聞いたAは
目を開いてぎろり、と睨み付けた。
先程の少女とは比べ物にならないほどの
威力に少女は震えながら雲雀を見た。
「ひっ、ひば…ひばばばばばばb((ry」
「止めて、最早それ僕じゃないから」
まるで壊れたオモチャのように
ヒバリの《ば》だけを繰り返す少女に
雲雀は再び眉を寄せる。
それでも雲雀の視線が自分に注がれている
ことに気付いた少女は彼を見つめた。
「ひ、ヒバリセンパイ !！」
「何？」
「あたし、三浦モモと申しますです !！
貴方に惚れました !！風紀委員に入れてください !！」
「…はぁ？」
三浦。どこかで聞いたことのある名前と
少女の言葉に雲雀は首をかしげる。
それを見たAは再度溜め息を零した。
「三浦、違うだろ。
結婚を前提に…」
「あ !！そ、そうです !！ヒバリ先輩、
結婚を前提に風紀委員に入れてください !！」
「違う !！つか何でそうなる !！」
結婚を前提に風紀委員に入ってどうする。
お付き合いしてくださいはどこいった。
ツッコミどころが満載過ぎる告白(？)に
最早呆れを通り越して感心できる。
「…A、何この女」
「…アホ女だ。風紀委員に入りたいらしいから
見回りがてら適当にテストでもしてこいよ」
「咬み殺していい？」
「いいんじゃね？」
少女とは別に親しいわけでもない。
それに、雲雀に易々と咬み殺されて
諦めるならどうせ叶わない。
「…分かった。そこの女子、行くよ」
「え？えっ？あ、待ってくださいーーーっ!！」
Aの許可をとった雲雀は
少女…モモを連れて部屋を出て行く。
残されたAは何かあった時のために
雲雀の机にモモの身分証を置いた。
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こあら - 主人公可愛いよめっちゃ可愛いツンデレとかもう神でしょ!! (2014年12月23日 14時) (
レス) id: 5b9aed9482 (このIDを非表示/違反報告)
リオン - 刹來くん可愛い(＞∀＜) これからも頑張って下さい！ (2014年11月16日 18時) (レス) id: bd08c15949 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - ハクさん» 読者様が夢主のイラストくれまして、テンション上がったので←次はその頃のツナと十年後夢主のお話考え中です♪ (2014年11月7日 22時) (レス) id: bf303e5bbe (このIDを非表示/違反報告)
ハク - 久しぶりにツンギレくん開いて見たら更新されていたので凄く嬉しかったです！！10年後のツナと夢主の会話が面白く、特にツンデレを自覚していないところとかwwこれからも頑張ってください！！ (2014年11月7日 0時) (レス) id: 1717915240 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイス - 最初から読みました！とても面白かったです(^∀^)更新頑張ってください！応援してます (2014年10月17日 21時) (レス) id: 4cd2955c29 (このIDを非表示/違反報告)
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