Memory＊目眩まし＊ ページ25
ガッ！！
おやおや…
今のは結構本気で蹴ろうとしたのですがね。
トンファーで防がれちゃいました。
まぁ、別にいいですけど。
襲撃者の狙いを乱せればいいので。
目深にかぶっているフードが脱げないよう押さえつつ、
邪眼で見た地雷のない位置に着地する。
メグが驚きで目を見張っていますが…
私は敢えて何も言わず口角を上げる。
派手に動いていないと襲撃者に怪しまれますから。
「すみません、足が滑りました」
「…だろうね」
「嘘じゃありませんよ」
そう言いながらわざと地雷のある位置に移動する。
カチリ、と軽い音をたてて作動する地雷。
次いでそれを告げるかのように響く甲高い警告音。
私は瞬時に地を蹴り横へと移動する。
ドォンッ！！
途端に地雷がは爆発し、辺りを煙が包む。
これで少しは狙いにくくなったでしょう。
あぁでも、もう少し爆発させましょうかね？
煙は刻一刻と晴れてしまいますし…
当たらなければいいだけのことですもの。
「君の相手は私がしましょう。
ちょうど暇をもて余していたのです」
そう告げてトンっと地を蹴り軽く飛ぶ。
次に着地したのはメグのすぐ傍。
私のもう一つの目的はメグの奪還ですから。
近くに寄り名を呼ぶと何かを感じたのか顔付きが変わる。
今まで気付きませんでしたが…
どうやらうちの子達は意外と優秀なようです。
…まぁ……
普段の私生活を知らなければ、の話ですけど。
「…メグ、この場に襲撃者が多数います。
君は戻ってスクアーロに指示をあおぎなさい」
「…！Ｓｉ！」
ボソッと耳元で告げ、その音を消すかのように地雷を踏む。
再び巻き起こる煙と共にメグが姿を消す。
おそらくスクアーロのもとに向かったのでしょう。
あの二人は仲が悪いから少し不安ですが…
仕事に私情を挟むような子じゃありませんから。
取り敢えず信じてこっちに集中しましょう。
そろそろ我慢の限界でしょうからね、恭弥くん。
Memory＊圧縮レーザー＊→←Memory＊襲撃者の察知＊
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紅葉 - 黒猫さん、夏休みで忙しいと思われますが更新頑張ってくださいね。いつも萌えさせてもろてます！ (2015年8月3日 16時) (
レス) id: bd246bba73 (このIDを非表示/違反報告)
可愛いものとロリショタ好きな色々危ない甘党女子高生 - 黒猫さん…緑の星マーク付きましたね〜ニヨニヨ←それほど人気なんですね♪更新頑張ってください♪ (2015年8月2日 22時) (レス) id: 8e4538ac73 (このIDを非表示/違反報告)
Coniglio bianco - 黒猫さん無理しない程度に更新頑張ってください…うちは黒猫さんのファンなのでず~っと待ってます！ (2015年7月28日 1時) (レス) id: cf11615a1c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - 黒猫さん忙しいのかしら… (2015年7月27日 20時) (レス) id: d5f3ef99d8 (このIDを非表示/違反報告)
トンぬら(プロフ) - スクアーロが可愛すぎます!もうこの作品大好きです!!最高すぎます(ｸﾞﾍﾍ 更新頑張って下さい! (2015年7月24日 12時) (レス) id: eb9b83809d (このIDを非表示/違反報告)
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