第102話 ページ7
<智side>
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さっきのナイフがあたった左腕が
じんじんと痛い...
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血も垂れてくる。
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人数は
さっきよりは少ない...
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でも
負けられないんだ...
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こんな怪我、どうってことない。
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俺には
翔くんとニノを敵として接する事の方が.........辛いから。
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周りの敵を警戒しながら
突っ立っていると
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ふわ...と背中に何かが触れる感覚。
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智「.....ニノ」
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和「ぼーっとしてないで.....戦いますよ?」
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ニノは俺の背中に
彼自身の背中をくっつけて
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お互い
目の前にいる敵を睨む。
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ニノはいつものいたずらっ子のような笑みをする。
まったく...こんな時に。
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ニノらしくて
大変な状況でも
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彼はいつも...俺を救ってくれるなぁ。
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智「......翔くんは、大丈夫なの?」
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俺は目の前にいる敵を見つめながら尋ねた。
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和「相葉さんと潤くんに任せたから.......あの2人、強いんでしょ?」
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智「わかってるじゃん.......俺の、お墨付きだよ?」
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俺がちらとニノを見て言ったら...
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数人の敵がニノに襲いかかってた。
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ニノはそんな敵を易々と片付けながら
和「お墨付きって...あんた、どんな立ち位置なんだよ」
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つっこんできた。
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智「敵倒しながら、つっこんでくんなよぉ...」
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俺はそう言い返しながら
目の前の敵に集中する。
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俺ね...
背後の敵を、相葉ちゃんと松潤以外に任せるの、初めてだよ。
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信頼感が無いと
こんなこと簡単に任せられないって...
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戦いに慣れてる人は知ってるでしょ...
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『大野っ!裏切っておいて、ただで済むと思うなよ!』
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智「...うるさいなぁ...あんたらが裏切ってないだけでしょ...こんな組織」
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......あんたらみたいな物好き
早く潰してやりたいよ...
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俺はすっと刀を男たちに向けた。
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そんな腕から
血が、ぽたぽたと床にシミを作る。
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智「さっきの仕返しだよ....覚悟して」
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俺はそう言って
俺の方に向かってくる男たちに刀を振るった。
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本当にこいつら、特別な戦闘員なのか...?
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人数が多いだけで
一人一人の能力は低い。
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しゅっ...
キンッ
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少しずつ男たちを倒し...
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余裕も生まれた頃。
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後ろを振り返った。
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そこで目にしたのは
肩にナイフを刺されそうな......ニノだった........
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ARASICK♪娘 - 完結おめでとうございます!面白かったです!最後、感動しました!!これからも頑張ってくださいね♪ (2014年4月20日 0時) (レス) id: 1b967f3643 (このIDを非表示/違反報告)
櫻ノ宮和翔(プロフ) - 完結おめでとうございます(^^♪とても面白かったです(^J^)新作&今までのもガンバです(^^♪ (2013年3月6日 12時) (レス) id: ca8ec43a92 (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 完結&新作スタートおめでとう!!めっちゃ感動しました。次回も楽しみにしてます!お疲れ様でした (2013年3月5日 22時) (レス) id: 345e180f71 (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 待ってました♪めっちゃ、マネさん優しい~!続き楽しみです (2013年3月3日 0時) (レス) id: ebd03fe0b3 (このIDを非表示/違反報告)
ciellyice(プロフ) - 更新待ってました(((o(*゚▽゚*)o)))これからも頑張ってください★ (2013年3月3日 0時) (レス) id: 4e300c96d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*nao*(元:尚翔☆) | 作成日時:2013年1月25日 23時