第97話 ページ2
<翔side>
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ニノの目の前に立った男...
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その人に一番に反応したのは、相葉くんだった。
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かなり驚いてる。
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雅「.....ニノっ!!」
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相葉くんはそう叫び
ニノの方へ走り出し...
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和「相葉さんっ...?」
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ニノの腕を思い切り引っ張って
男からニノを引き離した。
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俺は
ニノと相葉くんの方に向かおうとした。
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.....と、その時だった。
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ガッ...
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・
翔「えっ...」
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急に誰かに腕をつかまれ...
一瞬、松潤かと思って振り返ったら.....
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そこには.....
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智くんがいたんだ。
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翔「.....っ、智くんっ...!?」
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・
彼は
俺の右腕を強くつかんで、離さない。
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一体、なんのつもりで....
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和「ちょっ....大野さんっ....!?」
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ニノはそう叫び
俺たちの方に向かおうとした。
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けど....
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智「来るなっ...!!」
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彼の鋭い声に
ニノはぴたりと止まる。
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翔「......智くん...?」
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・
ねぇ......君は。
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何をするつもりなの.....?
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翔「智くん.....離してよ」
智「........」
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潤「リーダーっ!」
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ずっと黙ったままの智くんに
松潤がしびれを切らした。
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『そんなに怒らなくてもいいじゃないか......潤』
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ふいに聞こえた低い威圧感のある声。
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それは
ニノの目の前に現れた男の声だった。
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・
潤「....っ」
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松潤と知り合い....?
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いや、相葉くんも智くんも知ってるのか....
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....だとしたら。
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考えられるのは....
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・
和「まさか......あんた、ボス?」
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あまり聞かないニノの低い声に
男はふっと笑みをこぼした。
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・
『....そうだよ。今帰ってきたばかりなのだが....大騒ぎだな』
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相葉くんと松潤は
ずっと黙ったまま、男を見つめていた。
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智「.....ねぇ、相葉ちゃん...?」
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智くんがふんわりと相葉くんに呼びかける。
でも、俺は...
これが、智くんの演技だって知っている。
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だって、彼のもつオーラはもっと優しいものだから...
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雅「.....何、リーダー...」
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相葉くんは震えた声で
返事した。
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智「....松潤もさぁ....」
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智くんはずっと俺を見たまま...
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・
智「何勝手なことやってんの....?.......痛い目に、遭いたいわけ?」
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俺は
彼の冷たい声に慣れてしまった自分が怖い。
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ARASICK♪娘 - 完結おめでとうございます!面白かったです!最後、感動しました!!これからも頑張ってくださいね♪ (2014年4月20日 0時) (レス) id: 1b967f3643 (このIDを非表示/違反報告)
櫻ノ宮和翔(プロフ) - 完結おめでとうございます(^^♪とても面白かったです(^J^)新作&今までのもガンバです(^^♪ (2013年3月6日 12時) (レス) id: ca8ec43a92 (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 完結&新作スタートおめでとう!!めっちゃ感動しました。次回も楽しみにしてます!お疲れ様でした (2013年3月5日 22時) (レス) id: 345e180f71 (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 待ってました♪めっちゃ、マネさん優しい~!続き楽しみです (2013年3月3日 0時) (レス) id: ebd03fe0b3 (このIDを非表示/違反報告)
ciellyice(プロフ) - 更新待ってました(((o(*゚▽゚*)o)))これからも頑張ってください★ (2013年3月3日 0時) (レス) id: 4e300c96d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*nao*(元:尚翔☆) | 作成日時:2013年1月25日 23時