前世１２８ ページ35
翌日は前世がらみ云々を置いといて、合宿という名目で来てるからには朝からサッカーの練習を行っていた
「思っていた以上に日差しが…」
「私達もこまめに水分補給しないとな」
「日傘持ってきておいてよかったよ〜」
「そうですねぇ」
まだ10時頃だというのに太陽はサンサンと照りつけ、風は熱風どうぜん
そんな中でサッカーをする皆は本当にすごい
(こんなにアツいのに皆笑ってサッカーしてる…本当にサッカーが好きなんだなぁ)
「こっちこっちー!」
「天馬上がれｯ!!」
「浜野!!」
「あいよー!」
色んな指示が飛び交うフィールド
汗を流しながら一生懸命一つのボールを追う皆
「おらおらどうした一年!もうへばってんのかー?」
「くっ、倉間先輩って、意外とっ、体力えぐいっすよね…」
「んなことねぇーって、狩屋が無さすぎるんだよ」
「ひぇ」
「ｸｽｯ」
「A先輩?」
「あぁごめん、ちょっと狩屋と倉間のやり取りが面白くって」
「あの2人意外と仲いいよなー」
「最近までそうでも無かったよね??」
「きっとこの合宿で色々皆の親睦が深まってるんだよ」
「なんだかチームの団結力も上がりそうですよね!!」
「そうだな!」
私はそこまでサッカーは上手くないけど
(皆のサッカーを見てると、私も混じりたくはなるなぁ〜)
それぐらい楽しそうにやるんだもん
「皆ー!水分補給はこまめに摂ってね〜!!」
「「「「はーーーい!!!」」」」
私の声を聴いた皆はそれを合図に、一旦練習をやめ水分補給を行いに来る
「ぷは〜!いーきーかーえーる〜〜〜」
「皆初日だから気合入ってるな」
「いい事じゃないか」
「この後は必殺タクティクスの完成度でも上げるか?」
「それもいいですね」
「皆さん夢中になるのはいいことですが、気温も気温ですし熱中症には気を付けてくださいね??」
「葵は心配し過ぎだよー」
「とか言って、天馬は昔から夢中になって熱中症になってたじゃん!」
「えっ!?ソッソウダッタカナ〜??」
なんて葵ちゃんと天馬のやり取りを見て爆笑する皆
「ちゅーか、鬼道コーチと円堂監督は??」
「そういえばさっきから見かけませんね」
「あぁ監督達ならなんか探検?に行った」
「「「「え????」」」」
「まぁあの人達の事だから特訓場所でも探してるんじゃない??」
「うわぁ…」
「それ絶対地獄だよ〜〜〜っ」
「まぁ…頑張れ」
*
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倉狩莉緒菜(プロフ) - Vermutさん» コメありがとうございます!!コメがもらえてとてもうれしいです!!!更新頑張ります!!! (2018年3月13日 16時) (
レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - すっごく面白いですね！！更新楽しみにしてます！！ (2018年3月11日 18時) (レス) id: d3f0b80636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2018年3月10日 1時
