5歩目 ページ5
「そ……そそその魔族は、最近この町に出没して冒険者達を殺し回っていた、サイレス・ノインじゃあないですかぁ!
Sランクパーティーの猟犬の咆哮“ハウンドロアー”4人を全員再起不能にしたんですよ!?
何故貴方がこいつを!?」
本当は騒音で対抗するためにソウルスクリーム“魂の悲鳴”をお聞かせしたら奇声を上げて落ちてそのまま首の骨が折れたったのだが、言っても信じないだろうな。
「なんか馬鹿にされてるような…」
「いや、馬鹿になどしてないぞ。ただ、ここらにいる奴には本当の事を言っても、頭が堅いから信じないだろうなと。」
「それを馬鹿にするって言うんです!」
心外な。
「まあ、いい。そのサイ何とかって奴は幾らで売れる?」
「領主様にかけあうので分かりませんが、少なくとも50万バエルはいくでしょうね。
そいつの討伐報酬がそうでしたから。」
「ほう、そんなに貰えるのか。凄いな。私にとっちゃ雑魚だが。」
1バエルが1円相当だということはギルドに来る前に調査済みだからな。
50万バエルあれば、うま○棒が5万本買えるじゃないか。←
まあそんな事はおいといて、
「領主様にかけあうのは何故だ?」
「この世界で魔族を倒せるのは使徒様しかいませんよ?
使徒様がいらっしゃったとなればこの町を上げて祭りをするだろうし、そもそも報酬が上がりますし。」
「貴方、何も知らないんですね。」
「まあ、そうだ。」
「使徒様なら分かりますね。報酬ですが、誰も討伐を引き受けてくれないので、最初の500万から下がりに下がって今に至ります。次に使徒様ですが、この国の守護神、女神ヘラ様から恩恵を受けた人達のことです。ある日いきなり現れ、ヘラ様から賜った御力で、この国に侵攻してきた国々を退けたのです。それ以来、使徒様はヘラ様に仕える天使だとされています。」
ヘライムもなかなかやるな。使徒は転移者のことだろう。
御力がギフトか。
「教えてくれてありがとう。報酬を受け取る前に、冒険者登録をしたい。」
「分かりました。お名前は何と仰いますか?」
「マヤ・エレシュキガルだ。」
今、マヤの異世界生活が始まる。
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どうも、白山風露です
gdgdですね。済みません。
実はこの5歩目も1回消えたんですね。これから毎回スクショして書き直す運命にあるようです。
以上、近況報告でした
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ネオン - めっちゃ面白いやないですか凄い (2021年9月23日 9時) (レス) @page43 id: 3ef83fb3a7 (このIDを非表示/違反報告)
黒百合(プロフ) - 吾里気» コメントありがとうございます。魔族なんてマヤ子の敵ではありません(σ・∀・)σゲッツ!! (2019年12月20日 7時) (レス) id: a567d07bc8 (このIDを非表示/違反報告)
吾絈(プロフ) - どうしてだろう、マヤちゃんに振り回される魔族が可愛く見えてきた……。めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!応援してます!(^ω^) (2019年12月16日 1時) (レス) id: 1c773c6c8f (このIDを非表示/違反報告)
白山風露(プロフ) - びょうさん» 御指摘有難う御座います。少しでもこの作品を読んで下さる皆様の御期待に応えられるよう頑張りますね。 (2019年11月28日 13時) (レス) id: e503aa1548 (このIDを非表示/違反報告)
びょう(プロフ) - なろうあるあるとか、小説の書き方をお勉強なさったほうが良いと思います。期待してます。 (2019年11月28日 3時) (レス) id: 0b0984a937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒百合&白山風露 x他1人 | 作成日時:2019年9月20日 19時