異世界転移した最強の地獄神〜捨てられたのでゴーイングマイウェイを貫きます〜

３２歩目 ページ32

さっきのよりは強いけど、たいしたことは無いな。
でも、情報が欲しい。

｢何だと思う？｣

｢さあな。だが、我々の敵であることは分かる……クルドシアス、こいつを殺せ。｣

多分さっきのやつの名前かな？
というかこいつの探知もヘライムと同格かい。

｢おい、クルドシアス！｣

多分情報は引き出せそうに……待てよ、クルドシアスとやらの死体で脅せるかな？
やってみよう。
失敗しても殺せばいいんだしー。

｢そのクルドシアスとやらはこいつかな？｣

空間倉庫から死体を取り出す。

｢お前、クルドシアスを殺したのか……まあ良い。俺を倒せるはずが無いからな！｣

はいヘライム理論来ましたー
もう情報は引き出せそうに無いね。
よし昇天させよう。

｢ソウルスクリーム。｣

うーん、魔族って破魂攻撃に弱いのか。
そうかそうか。
心臓を潰して、空間倉庫にポイした。
今度こそ魔方陣は粉々にした。

｢テイハさんとカセンさんはどうかな？｣

空間転移発動。



｢テイハさん、カセンさん、これのことだけど……｣

｢ちょっと待って、これ無理だよ！｣

確かに押されてるな。
……仕方ないか。

｢フレイムバースト。｣

きっちり殲滅しました。
経験値は……しょうがないか。
１４０くらいまで上がってるし。

｢これ、昨日の廃村にいたやつ。｣

空間倉庫から２つの死体を取り出すと、２人の目つきが変わった。

｢これは……報告しよう。｣

｢最悪武闘大会は無くなるけど……何万人の命には、替えられないよね……｣

そうか。
武闘大会が無くなると、異界の雫が手に入らないから、２人の妹は昇天すると。

｢異界の雫ならあるよ。｣

｢｢え！？｣｣

武闘大会に出る気まんまんだったから言わなかったんだけど、グロアがいっぱい持ってるんだよね。
そしてグロアにいっぱい押し付けられたんだよねー
ここで役に立つとは思わなかったけど、取っといて良かったわ。

｢ちょっと地獄行くから一緒に行こーね。｣

空間転移で地獄まで移動した。
２人を紹介しなきゃ行けないからついでに連れてく。

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