異世界転移した最強の地獄神〜捨てられたのでゴーイングマイウェイを貫きます〜

２８歩目 ページ28

今日はテイハさんが二日酔いでちーんしちゃったので、テイハさんには護衛用の分体をつけておいた。
私より力は劣るが、夢神グロアよりは強い。
だから絶対安全という訳ではないが……地獄神最強クラスの魔法でも使われない限り問題ないだろう。
そんなのを使ったらこの周辺は私を残して消滅するだろうからどちらにせよ死ぬし。
とりあえずカセンさんはドラゴン討伐に駆り出す。
カセンさんにも分体をつけて置いた。
オリジンとかいると困るからな。
そして私は国立図書館に向かった。
この世界の事を知るには図書館に行くのが１番だろうと思ったからだ。

｢図書館はここか。地獄よりは小さいけど、ここの城に匹敵するでかさはあるな。｣

そして中に入る。
誰でも利用出来るというのは確認済みだ。

｢スキルとギフトの本はここか。｣

とりあえず『神聖ヘラ共和国スキル大全』という本を見て(・・)みよう。
ページをパラパラめくっていく。

｢極真ってかなり強いスキルだったのか。｣

だからあの歳でレベル９７とか９８行ってたんだな。
数千億年生きてきてレベルインフィニティの私が言っても意味がないだろうけど。

｢内容は後でじっくり読むとして、次はギフト大全だな。｣

またパラパラめくっていく。
最後の方に、見たことのあるギフトが載っていた。

｢これは天堂のギフトか。呼び出せる聖剣は……カランザリイ……ヘライムのネーミングの意味が分からん。カランザリイの能力は攻撃力５倍……１が５倍になったところで大した意味はないな。自動治癒だってそれを超える速度で攻撃すりゃ良いんだし……あれ？天堂って雑魚じゃね？｣

とか言いながら多くの本を読んでる内に、閉館１時間前になった。

｢最後は神の本。｣

同じ神だからだろう。
マヤはゆっくりとページをめくり、隅から隅まで読んで行った。

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