ーDay5 Shizuya.Yー ページ14
●準備期間
吉澤「Aに今やってもらう事は‥‥何もない！」
『へ？』
吉澤との初回打ち合わせで言われたこの一言に、Aの目は点になってしまった
吉澤「Aの仕事は本番まで秘密、前日に持ってきて欲しい物連絡するから。はい、終了」
『えぇ！？』
吉澤「俺との練習時間の予定だった分は他のメンバーの時間に当ててやって」
『‥‥トラジャのパパらしいね。でも本当に本番まで私の役目は知らされないの？』
吉澤「ちゃーんと考えてるから心配無用だ！」
『しずのその笑顔、スゴい不安だ‥。あんまり無茶な事だけはやめてよ‥』
かなり不安ではあったし、その後も何度か吉澤を訪ねたが全て門前払いをくらってしまう
結局Aは前日夜に指定されたレッスン着だけを準備し、本番を迎えることになった
●本番
言われた通りにレッスン着に着替えたAが吉澤に呼ばれてステージ上に上がると‥
吉澤「これからAに俺が考えた振り付けを覚えてもらいます。Aは次のMCタイムまでに覚えてきて」
『えー！？』
吉澤「はい、1‥2‥3‥4‥」
『待って待って待って！』
急に手本を見せる吉澤の動きを何とか覚えようとするが、
『いや難しいよ！』
吉澤「一回見ただけじゃ無理だろうと思って動画録ってあるから、裏で覚えてこい。ほら行けー！」
『ひー、行ってきまーす！』
大急ぎでバックステージに戻って、渡されたスマホを見ながら必死で振り付けを覚えていく
再びステージに呼ばれるギリギリまで踊り続け、人に見せれるレベルにまでは持っていけた
吉澤「OKOK、予想通りのレベルで出来てたよ」
『急すぎる‥』
吉澤「俺がAとやりたかったのは、ちゃんとその人のレベルに合った振り付けを考えられているか、分かりやすく教えられているかの実証だったんだ」
『確かに、しずが録ってくれてた動画はめっちゃ分かりやすかった。時間内でギリギリ出来るよう調整してくれてたんだね』
吉澤「ちなみに後2公演分、別の振り付け考えてあるから」
『はぁ！？せっかく今の覚えたのに‥』
吉澤「同じのじゃ意味ないだろ、頑張れA」
吉澤はとても楽しそうだが、Aにはどの公演よりもヒヤヒヤな思いをする一日となった
ーDay6 Kaito.Maー→←ーDay4 Ryuya.Sー
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弥生(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» コメントありがとうございます、めちゃめちゃ嬉しいです((o(^∇^)o)) (2020年12月10日 21時) (
レス) id: 29c66ca375 (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - 大好きな作品なので更新待ってます！！頑張ってください!! (2020年12月10日 21時) (レス) id: cdb52c6ff0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：dark35
| 作成日時：2020年11月19日 23時
