ーDay2 Kaito.Nー ページ11
●準備期間
中村「俺、舞台には１人で立ちたいんだ。1人だけでどこまで出来るのか試したい。でも、やらなきゃいけない事に追われてパニックになっちゃいそうだから、Aにはマネージャー的な仕事をお願いしたいんだ」
『うみくんとスタッフさんの橋渡し&調整的な役目ね』
中村「ゴメンね、舞台に上げれなくて」
『いやいや！うみくんのソロコンなんだから、そこはうみくんがやりたいようにしないと。タッキーもマネジメントは例に挙げてたわけだし』
中村「‥うん。きっと俺、一個の事に集中して他の締め切りとか忘れちゃうと思うんだ。Aならそれを正してくれるかなって思って」
『その信頼が嬉しいよ。ただタッキーにはあんま積極的に口出しするなって言われてるけど、スケジュール的な事も言う事になるから、多少口煩くはなると思う』
中村「なるべくAに負担かけないよう頑張るから、よろしくお願いします」
『こちらこそ、よろしくお願いします』
中村のマネジメントとしてスケジュール管理や演出手配、人員配置諸々を調整する日々
『うみくん、今日までって言っておいた提案書出来た！？』
中村「ゴメーン、まだー」
『それと、このセットリストじゃ無理あるから変更してって。いくつか案は考えておいたから参考にして』
中村「わー、ありがとAー！(＞o＜")」
『はい、切り替えて次はダンスレッスン。こっちは私が片付けておくから』
中村「行ってくるー！」
たった1人で舞台を回すための準備は中村の想像を絶する物であった
それでもAがレポートとして纏めていた物を本番まで見返す事で、着々と中村の理想とする形を作り上げていった
●本番
中村「今回のソロコンでAの名前が入ってるけど出てこないな〜って思いましたよね。僕の公演ではAにはマネジメントやサポートをしてもらいました」
中村「僕1人だけではパンクしてしまいそうな量の仕事を的確に捌いてくれて、そのおかげでやるべき事だけに集中して今日この公演を作り上げる事が出来ました」
中村「Aの仕事を見て、改めて舞台を作る大変さ、周りの人にどれだけ支えられているか考える事も出来ました」
中村「なので、この公演はA抜きでは成し得なかった物だと思います。A、ありがとー！！」
舞台上から手を振る中村の目線の先が一瞬カメラに映され、そこには嬉しそうに大きく手を振り返すAの姿があった
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弥生(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» コメントありがとうございます、めちゃめちゃ嬉しいです((o(^∇^)o)) (2020年12月10日 21時) (
レス) id: 29c66ca375 (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - 大好きな作品なので更新待ってます！！頑張ってください!! (2020年12月10日 21時) (レス) id: cdb52c6ff0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：dark35
| 作成日時：2020年11月19日 23時
