もう一つの“S”な彼女④ (ページ30)

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グループ改名ドッキリページ30

樹「さて、SixTONESは改名しないって事で、これで一本はいけるけども‥‥ついでにAにもドッキリ仕掛けに行きますよ」

ジェ「A、今ちょうどSixTONES用の曲を考えてる所だもんね」

髙地「パニックになるんじゃないかな」

北斗「むしろ改名するなら先に言って！って怒りそう」

森本「今、同じフロアの会議室にいるんだっけ」

京本「怒られそうになったら全部樹のせいにして逃げるから。よし、行こう」

ジェ「A、ちょっと良い？話あんだけど‥」

『ん？‥‥どうしたの、真面目な話？』

1人で作業をしていた所に入ってきた、神妙な面持ちのSixTONES

普段とのテンションの違いにAは心配そうに次の言葉を待った

ジェ「実は俺達、改名する事になったんだ」

『‥‥改名？』

樹「RAINBOWSになるんだって」

『え、ダサ‥』

森本「うん。でも、もう決まりだって‥」

『マジで！？え、RAINBOWS？6人なのに？えっと‥誰か入るの？』

北斗「そういう訳ではないみたい」

『それなのに！？RAINBOWSか‥‥。どーしよ、今作ってるSixTONES用の曲は全ボツだし‥‥えー、新しいの思い付く気がしない！』

SixTONESがRAINBOWSになると今手掛けていた曲では全く合わなくなってしまうので、Aはもうパニックである

そしてパニックの途中で、ある事に気付く

『あ、そしたらトリプル“S”じゃなくなっちゃうんだ‥。共通点が減っちゃうから一緒のお仕事も少なくなっちゃうかも‥‥(;_;)』

髙地「わー、泣くな泣くな！」

『だってぇ‥‥』

北斗「樹、あれ持ってこい！」

樹「了解！」

『？？』

Aが泣きそうになってきたので、樹が慌てて隣の部屋にある物を取りに行く