もう一つの“S”な彼女⑦ (ページ14)

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＊* ページ14

ー佐久間ー

『ひっく‥‥、うぇ‥』

佐久間「A、俺イチオシのアニメの上映会しよ」

『ふぇ？』

佐久間「めちゃくちゃ泣けるのとめちゃくちゃ面白いの、どっちが良い？」

2種類のアニメDVDの写真が提示され、どちらも魅力的ではあるが、Aが選んだのは

『‥面白いの』

宮舘「これは佐久間にしかできない慰め方だわ」

佐久間「ジュースとお菓子も用意して、オールで楽しもう！」

ー向井ー

『う"ー、‥ひっく‥‥っ』

向井「A、泣かんといてや～。あ、そうや見て見て」

『？』

向井「めめのセクシーポーズの真似、からのもみあげ手裏剣！」

目黒が雑誌などでよくとる首に手をかけるポーズからのもみあげ手裏剣に、思わず笑いが溢れる

『ふっ‥‥はは！』

目黒「俺、巻き込み事故！」

向井「ええやん、Aが笑ってくれたんやから」

ー目黒ー

『グスッ‥、うっ‥‥』

目黒はAの後ろに無言で回って背を向けて立ち、2人の背中が少しだけ触れあった状態になる

目黒「俺見てないから、我慢しなくて大丈夫」

深澤「なるほど。泣き顔見せたがらないもんな、Aは」

目黒「弱ってるのバレたくないんでしょうね、バレバレなのに」

『めめ、うるさい！』

目黒「何か間違ってる？」

『違いません、すいません』

ーラウールー

『ふぇ‥‥、うぅ‥』

ラウ「Aちゃん」

Aの後ろに回るまでは目黒と同じ、違うのはラウールはAをバックハグした事

『ラウ‥』

ラウ「体温感じると安心するでしょ？だから、ぎゅーってしてあげるの」

岩本「100点満点！」

『同意！』

ラウ「それに一番年下の僕に泣き顔見られるの、Aちゃんは本気で嫌がりそうだから」

向井「A、本気で目冷やした方が良さそうやで」

目黒「カメラに映せるギリギリの顔だよ、今」

『身を削ってこんな泣いたのに、そういう事言う！？』

宮舘「お疲れ様。一応感想聞いて良い？」

『普通に泣き疲れた。あとさ、素朴な疑問なんだけど‥』

ラウ「なーに？」

『何で誰もハンカチ差し出すってのをしないの？』

スノ「あっ‥‥」

『そういうとこですよ、皆さん』

渡辺「あ、今のスゲーゆさピョンっぽい」

『今度それスノ収録の時にそれスノのスタッフさんにも結果伝えようっと』

深澤「何か新しい変な企画が生まれそうな予感ですが、今日はここまで。という事で」

スノすず「『以上、Snow Manと鈴宮 Aでしたー』」