もう一つの“S”な彼女⑦ (ページ13)

今日:5 hit、昨日:23 hit、合計:68,500 hit

ナミダの海を越える‥には？ページ13

深澤「今日はナミダの海を越えていけにちなんで“Aが泣いていたらどうする？”企画です」

『ちなみに私はちゃんと涙流します、強力目薬を渡されました』

阿部「物理的に泣くのか(笑)」

岩本「終わった時に目が大変な事になってそうだな」

『頑張る‥』

ー岩本ー

『うぅ‥、ひっく‥』

岩本「A」

泣いているAの前に立つと、自分の胸にAの顔を押し付けさせるように抱きしめる

岩本「好きなだけ泣きな」

佐久間「きゃー！！」

岩本「佐久間うるさい(笑)」

『ひーくん、胸筋ふっかふかだね』

岩本「こっちは嬉しそうに俺の胸揉んでるし」

ー深澤ー

『うー‥‥、グスッ‥』

深澤「お疲れ、頑張ったな」

『ふっかぁ‥‥』

流れるようにAを抱きしめて頭ポンポン

渡辺「うわ、一連の動作がスムーズすぎて引く」

深澤「もう癖だね、これは」

『私がこうされれば落ち着くっていうのを、ふっか分かってるもんね』

深澤「ホントに王道好きだからな、Aは」

ー渡辺ー

『うぅ‥‥、っく‥』

渡辺「泣くのは良いけど、次の日にむくみ残すなよ」

『‥‥はい？』

渡辺「温冷タオル用意したから、時間毎に取り替える事」

渡辺の手には蒸しタオルと冷やしたタオルが

ラウ「しょっぴー、デリカシーって知ってる？」

渡辺「現実考えろ、俺達アイドルだぞ。泣き腫らした顔を他所に見せるわけにいかねーだろ」

『正論だから何も言えないけど‥、解せぬ』

ー宮舘ー

宮舘「A、あとちょっと頑張れたらAが食べたい物を何でも作ってあげる」

『っ、‥‥何でも？』

宮舘「うん、何でも」

『‥‥‥ローストビーフ』

宮舘「分かった。良いお肉で作って、ご飯も炊いておくよ。頑張れる？」

『頑張る！』

阿部「舘様のご飯で元気になっちゃうなんて、だてすずジャスティス」

美味しいご飯のためなら頑張れるAです

ー阿部ー

『うぅ‥‥うぇっ‥、っく‥』

阿部「A、大丈夫だよ」

『あべちゃ‥』

Aの目線に合わせて屈んでくれた阿部は、優しくゆったりとした口調でAを安心させていく

阿部「だいじょーぶ、だいじょーぶ」

向井「阿部ちゃんの大丈夫の言い方優しっ」

阿部「なるべくゆっくり言った方が安心するかと思って」

『うん、でも安心してボロ泣きしそう』