決定的な証拠 ページ19
そう言ってますます怒り出すチャンミン。
「信じられないのは分かるけど本当なの！私はAなの！！」
「そーゆー訳分からない奴ってどこでもいるんだよな。勘弁してくれよ」
どうしよう。私の言葉だけでは理解してもらえないのは明らかだ。
ちゃんと説明するにはどうすればいいだろう、、？
その時ハッと閃いた。
そうだ。決定的な証拠があったじゃない！
「なかなか分かって貰えないようだから あなたに見せたいものがあるの」
「まだ言うか(笑)」
チャンミンは頭を振ってお手上げのポーズをした。
「とにかく見て！私がAだって証拠。お願い！！」
私は一呼吸置いてから巻いていたシーツを解いていった。
「わあ！何なんだよ(汗)」
真っ赤なチャンミンがまた顔を覆った。私は構わず彼の前に立った。
「ここよ。ここにあるわ」私は自分のおへその横を指差した。
「こないだあなたが見つけた三日月の模様。同じものがここにあるから見て」
その言葉にハッとする彼。
「あの日は私、、大人しくしていたでしょ？あなたが体を洗ってくれるのが嬉しかったの。
ここの家に戻ってこれたのが嬉しくて、、これから言う事をちゃんと聞こうと思った」
「、、、、」
「ここまで言っても分かってくれない？」
チャンミンの両手が顔から離れた。そして恐る恐る目を開けてこっちを向いた。
「、、見せてみろ」
私はもう一度その場所を指差した。
白い肌の上に三日月は確かにあった。それを信じられないという顔でチャンミンは見つめた。
「Aの三日月だ。嘘だろ？」
「本当なの。私はAなの」
私をまじまじと見つめ、そしてはあ〜〜っとため息をついてポツリと言った。
「、、夢だな」
「、、は？？」
「きっとこれは夢だ。目が覚めたらこいつはいなくなる」
そう言ってそそくさと部屋を出て行った。
ええ、、？
一人取り残された私(汗)それってどういう事？？
急いで彼の部屋のドアをノックする。すると中から声が聞こえた。
「疲れたからもう寝る！！おやすみ！」
はあ？？
まさか本当にこれが夢の中の出来事だと思ってるの？？
でもとりあえず追い出される事は無くなったよう、、だよね？
ホッとしながら私は目の前にある大きな鏡の前に立った。
、、これが人間の女のカラダなんだ。
白くてツルツルな肌。くびれた腰。顔も前と全然違う。これが人間の私。
チャンミンが信じられないのも分かる、、。
私が人間になるなんてね。
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haruharu(プロフ) - 皆様！ただいま第２章を更新いたしました！！上の（続編を見る）からお入りくださいませ♪♪ (2013年7月15日 0時) (
レス) id: ab3a81feda (このIDを非表示/違反報告)
haruharu(プロフ) - るぅさん！チャミ応援団になって下さいませ♪敵はかなり手ごわいですから♪ (2013年7月14日 23時) (レス) id: ab3a81feda (このIDを非表示/違反報告)
haruharu(プロフ) - gongさん！盛り上がったところでブチ切ってホントに申し訳ないです（汗）これに懲りずにこれからもよろしくお願いします♪ (2013年7月14日 23時) (レス) id: ab3a81feda (このIDを非表示/違反報告)
haruharu(プロフ) - izumさん！見つけていただき、ありがとうございます♪これからの展開も不思議な感じかな？また是非読んでくださいね♪ (2013年7月14日 23時) (レス) id: ab3a81feda (このIDを非表示/違反報告)
haruharu(プロフ) - パープルライオンさん！あ〜〜ホントにごめんなさいね（汗）次の章はあの方が炸裂予定です（笑）もちろんチャミにも頑張ってもらいますよ♪ (2013年7月14日 23時) (レス) id: ab3a81feda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haruharu
| 作成日時：2013年6月19日 23時
