誰かが見てる

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亜嵐side



俺と裕太君は隼が良く行ってた店や隼が行きたいと言ってた店



事務所近くの漫画喫茶



心配を掛けないようにうまく誤魔化しながら隼の実家や友だちにも確認をとった



隼はどこにも居なかったし
誰も隼の居場所を知らなかった



朝から歩きっぱなしだった俺達はファミレスで休憩することにした



『はぁ…』



ため息を付きながら携帯を開く



裕「どーしたらええんやろ…」



裕太君もため息混じりにそう言いながら携帯を開く


そしてTwitterを開いた時裕太君の動きが止まった



裕「亜嵐くんこれ！」



そう言って裕太君が俺に向けた画面にはアイコンはなくツイートが1しかないアカウントが写っている



『誰これ』



裕「ちゃうって！このツイート！」



そう言って裕太くんは1つだけあるそのツイートを指さした




「遭遇情報

GENERATIONS 小森隼


場所 表参道


女の子と二人でいたんだけどなんか女の子の腕引っ張ってたような気がする…」



つい5分前に投稿されたツイートは既にリツイートが200を超えている



裕「これ…どーする」



『とりあえずみんなに伝えよう』



そう言って俺はグループLINEで皆に事務所に集合するように伝えた

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