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あたたかい、何かに包まれているみたいだ、どこまでも流れて沈んでいく感覚、自分が溶けてなくなりそう、でも不思議と怖くない、どうしてだろう？…そっか、似てるんだあの人に、大切で大好きなあの人に
《じゃぁ会いに行かないと》
誰かが僕に言う
会いに？
《会いたくない？》
ううん、会いたい
《じゃぁ行こう、ほら目を開けて》
その声に導かれるまま重い瞼を少し持ち上げる、見慣れた部屋の天井、眩しいのは太陽のせい？それとも部屋の明かり？左手があったかい、なんだろう？握り返したら微かに反応した、ぼやけていた視界がはっきりする。
夢でも見ているのかと思った、けどそれはその人も同じ驚いたような顔をしていて
『…みちる？』
「燐火！！」
確かめるようにまだ少し重い体を起こして名前を呼ぶと、思いっきり抱きつかれてベッドに戻される、普通なら嬉しいんだけど「ごめんなさい、私っわたし」と泣き出してしまったみちるに寝起き早々動かない頭はパニックになる
『泣かないでみちる、どうしたの？どこか痛いの？』
「貴女の方がずっと痛かったでしょう」
『え？』
痛くないよ、大丈夫だよと言ってもみちるはそうじゃないと首を横にふる
「ずっと待っていてくれたのに、ごめんなさい私……」
『みちる？』
「夢を、見ていたの」
「…あの時の夢よ…ウンディーネ」
『っ！！』
「やっと、会えた」
『…ネプチューンっ』
あの時の夢、それはきっと僕達の別れの夢、思い出さなくてもよかったんだよ、あんな辛くて悲しい事、それでも”君”に会えたことが嬉しくて、抱きしめることが出来るのが嬉しくて、涙が溢れて止まらないんだ
「ねぇ燐火、一緒にパンケーキが食べたいわ」
『うん』
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Vacancy(プロフ) - みりんさん» いつもありがとうございます！ここからはかなりの難産ですが頑張ります (2021年4月17日 16時) (
レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
Vacancy(プロフ) - ぽんさん» 申し訳ありません、外したつもりになっておりました、こちらの確認不足です、現在はサイトにより外されています。今後気をつけていきたいと思います。お知らせ下さりありがとうございます！ (2021年4月17日 16時) (レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
みりん - もう3まできたのですね！いつも楽しみにしています！ (2021年4月17日 14時) (レス) id: f0c9643fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vacancy | 作成日時：2021年4月17日 2時
