間幕：拝啓みちる１ ページ6
セーラープルート、セーラームーン達と離れて、私たちはあの子達の家に向かった、ヘリを止めるのに少し遠回りをしたけれど思ったよりはかなり早く着けた。メッセージが書いてあった紙がそのままカードキーになっていたから家の鍵を開けるのには困らなかったけれど、無用心だとあとで叱らないといけないわね
何度も来た家は以前よりずっと暗く寂しく感じた、帰って来ていないのかと思うくらい静かで電気も付いていなかった。息を整えながらそれぞれの部屋へと向かう。
リビングの左、突き当たりの右の部屋にいつか見たドアプレートがぶら下がっていた、ノックをしても返事はない、ただドアを開けるだけなのに胸が騒がしい
「燐火」
窓際にあるベッドにその人はいた
ただ眠っている、息をして脈を打って、でもいつ目覚めるかわからないその人が…胸が苦しい、この子はきっと違うと言うけれど、こうしてしまったのは自分なのではと思ってしまう
近付こうとした時ベッド前の机に積み上がっていた本が落ちた、そういえば引っ越してから聖火ちゃんの部屋に入ったことはあったけど燐火の部屋に入ったのは初めてだなんて少し場違いなことを思いながらその本を拾うと挟んであった紙が落ちた、それを拾い上げると文字が書いてあった
ーみちるへー
月明かりに照らされたそれを見て近くのテーブルライトをつけた、それは手紙だった
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Vacancy(プロフ) - みりんさん» いつもありがとうございます！ここからはかなりの難産ですが頑張ります (2021年4月17日 16時) (
レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
Vacancy(プロフ) - ぽんさん» 申し訳ありません、外したつもりになっておりました、こちらの確認不足です、現在はサイトにより外されています。今後気をつけていきたいと思います。お知らせ下さりありがとうございます！ (2021年4月17日 16時) (レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
みりん - もう3まできたのですね！いつも楽しみにしています！ (2021年4月17日 14時) (レス) id: f0c9643fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vacancy | 作成日時：2021年4月17日 2時
