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公園の前に差し掛かった時はるかさんが車をその入り口に止めた、急だったので後ろを向いていた私はシートにしがみ付くことになった、「だから危ないって言ったろ？」と笑われたのでムッとした
「どうしたんですか？」
「少し喉が渇いたからそこの公園で何か買って来るよ、聖火は友達とここで待ってて」
『私オレンジジュース』
はいはいと返事をしながら公園に入って行く、妙な感じがしたけど待ってろと言われたからには待ってないと後で何を言われるか、でもちびうさちゃんも公園に行ってしまって引き止めの方は失敗してしまった、ほたるには『お手洗いかな？』って誤魔化した
「聖火ちゃんとさっきの人って」
『はるかさん？』
「うん、その、どういう関係なのかなって」
『へ？』
いきなりの質問の内容が内容で思わず変な声が出た
「あ、ごめんね、私知り合いに男の人ってパパ以外いないから、なんとなく気になって」
取り合えず男の人っていうのを訂正するところから説明しようとしたらほたるが体を前に倒し胸を押さえた、呼吸も荒くなって来て発作が起きたのだとすぐわかった
『ほたる！大丈夫ほたる？！』
「大丈夫、だから、ごめん、私、先に帰るね」
そう言って制止も聞かず車を降りたほたるを支える
『無理しないで車で待とう？ね？』
その時何か音が私たちの方に向かって来るのが聞こえた、なんの音かとそちらを見ると縄跳びで地面を壊しながらこちらに向かって来るダイモーンの姿があった
「どいてどいてどいてー！！」
どけるならどいてるわと内心突っ込みながら庇うようにほたるを抱きしめた、遠くで私を呼ぶ声が聞こえたその時ほたるの周りから何かが溢れ出したそれは目の前のダイモーンを動けなくさせた、光がおさまるとほたるは気を失ってしまった。セーラームーンがダイモーンを倒し変身を解いたはるかさんとちびうさちゃんが駆け寄って来る
「怪我は？」
『私は大丈夫です』
「よかった」
そう抱きしめてくれる腕は暖かい、ほたるの意識が戻って大丈夫？と聞くちびうさちゃんにほたるは「もう私に会わない方がいい」と言うその言葉は私にも向けられていた
「どうして？」
「このままじゃきっと私2人のこと傷つけちゃう」
『そんなこと「ごめんなさい！」待ってほたる！』
後を追いかけようとした私をはるかさんはさっきよりも強く抱き込み「追うな」と言うその声色に私は頷くしかなくなる、ちびうさちゃん達にまたねと挨拶をして私は車に乗り家へ向かった
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Vacancy(プロフ) - みりんさん» いつもありがとうございます！ここからはかなりの難産ですが頑張ります (2021年4月17日 16時) (
レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
Vacancy(プロフ) - ぽんさん» 申し訳ありません、外したつもりになっておりました、こちらの確認不足です、現在はサイトにより外されています。今後気をつけていきたいと思います。お知らせ下さりありがとうございます！ (2021年4月17日 16時) (レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
みりん - もう3まできたのですね！いつも楽しみにしています！ (2021年4月17日 14時) (レス) id: f0c9643fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vacancy | 作成日時：2021年4月17日 2時
