３ ページ3
走り去ったユージアルを追い、長い通路を曲がるとその姿が見えた
「待てユージアル！」
「ええいしつこい奴らだ、ネバネバ液」
振り返り僕達の足元に何かを撒いた、抜け出そうとするが足が動かない、下手に動くと不利だ
「なんだこれは？！」
「これじゃ動けないわ」
僕とネプチューンは壁に寄りかかり倒れることは防いだが、他の５人は抜け出しづらい状況になってしまった、このままじゃまた逃げられる、どう抜け出せばと思っていると「あぁあ何これ〜？」と後ろから声がした
「セーラームーン気をつけて！」
「ユージアルが！」
悩んだ後セーラームーンはごめんと言い器用に仲間の上を踏んでこの不快な川をこえた「因幡の白兎」と聞こえまさにその通りだなと思った。
「これでユージアルを逃したら承知しないわよ！」
「必ず後から行くから」
「お願いタリスマンを」
力強く頷くとセーラームーンは走り出した、問題はどうここから抜け出すかだ、動こうとするほど足が動かなくなる、一体どうしたら
ー『まったく世話がやけるです』ー
「！」
あの子の声が聞こえたかと思ったら足元が氷付き一瞬で砕けた、カシャンと何かが落ちた音がし足元落ちていたそれを拾い見ると水色の石のついた銀の羽のチャーム、それはあの日あの子が僕にくれたものだった
「(こんな時まで、君は…)」
何が起きたんだという声に詮索は後だと走りだす。必ず取り戻す、必ず！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Vacancy(プロフ) - みりんさん» いつもありがとうございます！ここからはかなりの難産ですが頑張ります (2021年4月17日 16時) (
レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
Vacancy(プロフ) - ぽんさん» 申し訳ありません、外したつもりになっておりました、こちらの確認不足です、現在はサイトにより外されています。今後気をつけていきたいと思います。お知らせ下さりありがとうございます！ (2021年4月17日 16時) (レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
みりん - もう3まできたのですね！いつも楽しみにしています！ (2021年4月17日 14時) (レス) id: f0c9643fb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Vacancy | 作成日時：2021年4月17日 2時
