３ ページ27
プールから戻ると休憩もそこそこにはるかとみちるは出かける支度をしていた。
『あれ？どっか行くの？』
「せっかくだからこの辺を少しドライブしてこようと思ってね」
『えーじゃあ僕も『お姉ちゃんは打ち合わせ！』…ちぇ〜』
付いて行こうとしたら聖火にのしかかられストップをかけられる。
『お姉ちゃんのことは私に任せて行ってきて下さい』
「うふふ、じゃあお願いね」
「なるべく早く戻るよ」
じゃぁね〜と手を振りながら見送ると上にのっている聖火に『嘘つき』と少し悪態をつく、打ち合わせなんか今日の予定にはない。
『嘘も方便です、あの2人が私たちに何も言わず一緒に動くってことは何かあるです、気付いてないとは言わせないです』
気付いてないわけじゃない、さっきから嫌な気配は感じてる、たぶん山の方から、でもでも
『みちる充電したい』
『変態っぽいからやめるです』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上空から原因を探していると一箇所からものすごく嫌な気配がした、発生源と思われる森の中少し開けている場所に向かうと敵と対峙するジュピターがいた。
『あれ、ジュピターです、さっき居なかったのに』
『なんか1人で意地になってるな、何かあったのかな？』
後から来たセーラームーン達にも手を出すなみたいなこと言ってる、けどそれで技が跳ね返される、まずいと思った瞬間隣から『ブロック』と声が聞こえセーラー戦士達の前に氷の盾が現れる、跳ね返って来たジュピターの攻撃でそれは粉々に砕けてしまったがその場を防ぐには十分だった。
「今のは？」と疑問に思いながらもセーラームーン達がまたダイモーンと対峙する、その間にネプチューンとウラヌスはタリスマンでないことを確かめジュピターに何か言った後その場を離れた。
『シルフ』
『これくらいならすぐに反動は来ないです、それよりどうするです？』
『今回は僕たちがあんまり口出ししないほうがいい、彼女の為にも…戻ろう、居ないとバレたら大変だ』
『そうですね』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Vacancy(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます！この話はずっと昔から書きたいと思っていたものなので楽しんでいただけてとても嬉しいです、構成が難しい話もありますが完結できるよう頑張ります！ (2021年4月13日 20時) (
レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
みりん - ハイペースの更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています！ (2021年4月13日 19時) (レス) id: f0c9643fb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Vacancy | 作成日時：2021年4月4日 18時
