うさぎ涙！誕生日にガラスの靴を１ ページ15
昼下がりにはるか、みちると3人でお茶の帰りに公園を散歩していると見慣れたお団子をを発見、さっきカフェから見たときは元気だったのに、どうしたんだろう？気になり声をかけることにした。
「どうしたんだお団子頭」
振り返った月野ちゃんの目元は涙で濡れていた
「はるかさん、みちるさん、燐火さん」
「あなたに涙は似合わないわ」
ありがとうと受け取ったハンカチで思いっきり鼻をかんだ月野ちゃんに思わず3人で笑う、どうしたのか聞いたところ、彼氏が誕生日を忘れていたというのだ、あの人そんなに薄情なタイプなのかな。
「恋人の誕生日を忘れるなんて随分なのね衛さんたら」
「あんな奴もう彼氏じゃないもん！」
「へぇじゃあ僕にもチャンスが出て来たってことかな？」
でたはるかの悪い癖。「またはるかは」とみちるも呆れてる。
「冗談じゃないさ、僕はお団子頭にご執心でね」
「え、いやあの、あ！そうだ！私レイちゃん家に行かなくちゃ！さよなら」
返答に困っていた月野ちゃんが何か思い出したのか走って逃げた。以外に足速いな。
「あはは、やっぱり可愛いな」
『弱ったところにつけ込むとはなかなか策士です』
はるかが笑ってると急に後ろから声がして驚いて一歩前に出た。声の主は
「聖火ちゃん！？」
『いつの間に』
「聞かれていたみたいね、どうするの？」
「どうって」
『大丈夫です、はるかさんがうさぎさんを好きなことは誰にも言いません！私口硬いので！』
『うわぁ』
「はるか」
僕がいうのもなんだけど聖火すっごく鈍感だから遠回しにとか絶対わからないんだよね。誤解とくの大変そう、まぁ自業自得なんだけど…はるかは僕と大切の仕方が違うからなぁ。
「・・・聖火ちゃん、少し時間をくれないか」
『？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Vacancy(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます！この話はずっと昔から書きたいと思っていたものなので楽しんでいただけてとても嬉しいです、構成が難しい話もありますが完結できるよう頑張ります！ (2021年4月13日 20時) (
レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)
みりん - ハイペースの更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています！ (2021年4月13日 19時) (レス) id: f0c9643fb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Vacancy | 作成日時：2021年4月4日 18時
