だらしない妻と神経質な夫 9

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カンタくんの半笑いの顔を見てやばい事を確信したわ。


『死にて〜』

カ｢許さないです｣

『ですよね〜』


洗面所のタオルを新しい物に替えて、濡れたタオルは洗面所へ。


『おーい誰だよ濡れたバスタオルそのままにしてる奴...ぶっ殺すぞマジで...』

カ｢口悪すぎます笑｣

『どなたですか！濡れたタオルを放置してるのは！ぶち殺しますわよ！！』

カ｢全然オブラートに包めてないから笑｣

『洗濯回しまーす。パパ〜洗濯機もう一個欲しい〜』

カ｢いいよ？｣

『すぐ買い与えるじゃん？ちょろっ！』

カ｢そんな事言うと買わないよ？｣

『パパ大好き』

カ｢買ってあげる｣


キッチンに入るとタッパーがそのまま洗い桶に放置してある。


『魔王やってんなぁ...』

カ｢夜食にチャーシュー食いやがった笑｣

『次のチャーシューに毒盛ってやる...』

カ｢物騒｣


ご飯は予約で炊けてるしお湯を沸かしてお味噌汁を作っちゃう。だし巻き玉子と焼き鮭でいいよね？焼いてる間にタッパーを片付けてものの20分でご飯完成。


『起こしに行きます』

カ｢お願いします｣


すぐそこの富永さんの部屋をノックして部屋に入った。


『魔王、朝食が出来ました』

ト｢ん〜｣

『ふぅちゃん？お味噌汁出来てるよ？』

ふ｢食べるぅ...｣

『早く起きなきゃ食べちゃうからね？』

ふ｢だめー！！！｣

ト｢わっ！でけぇ声だな！？｣


だいたい富永さんを起こすとPさん、まんずは自分で起きてきてくれる。あとはキイチ。ノックもせず扉を開けて布団を剥いだ。


『おい雑魚、さっさと起きろ』

キ｢あーめっちゃいい夢邪魔された...｣

『絶対にゆりじゃん笑』

キ｢っせぇ...｣

『ちな、カメラ回ってるから』


一瞬固まったキイチは凄い速さで起きてすぐ土下座。馬鹿すぎる〜


キ｢勘弁して下さい...｣

『うむ、よかろう』

キ｢ありがたァ...｣

カ｢何その主従関係は笑｣


子供3人を連れてリビングでみんな揃っていただきます。


ト｢おいし〜｣

ふ｢朝はやっぱりお味噌汁だよね〜｣

ト｢何が出ても朝はやっぱりこれだねって言うじゃん笑｣

ふ｢んふ、おいひぃ｣

『モーニングルーティンこんな感じでーす』
＿

【観覧注意】ズボラなモーニングルーティン

［概要欄］
寝惚けてたんです。決していつもあんなにデレデレなわけじゃないです。ほんとです。信じて下さい。


▽寝起きチー可愛すぎん...？

▽ぐちゅぐちゅぺーの時口元ちゃんと隠してぺーするの好印象

▽カンチー尊い...

失われし前髪→←もーにんぐるーてぃん

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