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『私が男性にだらしなかったのは関係ありません。それはただ私の性格が悪かっただけです。キイチは男性へのトラウマから拗れたんだと優しいことを言ってくれますが、それとはまた別です。ただ私がだらしなかっただけです。』
キ「余計な事まで言わなくていいっつーの!」
『私は可哀想な子だと思われたいわけじゃないんです。今凄く幸せです。ただ、昔話をしないとカンタくんやキイチにまで言われの無い批判の火の粉がかかるのでお話しました。この話をしてどう思われても構いません。ただ、今回の騒動は私とパパが起こした問題ですので、どうか水溜りチームまで巻き込まないで下さい。』
カ「俺は家族なんだから一緒に背負いたいよ?」
『それとこれとは別なの。私の汚れた過去なんて背負わないで。』
カ「Aは汚れてなんかない!!!」
カンタくんが大声を上げるなんて思ってもいなくて私もキイチも固まってしまって言葉が出ない。
カ「ふぅさんが言ってくれたでしょ!親が守ってくれなかっただけなのになんでAは汚れてるなんて言われなきゃいけない?勿論Aが男で遊んでた事は褒められることじゃない。でも誰にでも身体許してたわけじゃない!俺以前のちゃんとした彼氏でもたった1人!信じて挙句裏切られたのになんでそれまでAのせいになる?思い出しなよ!俺の事どれだけ拒否した?ちゃんと慎重に考えた結果でしょ?Aは汚れてなんかない!」
ここまでカメラの前で私の為に怒ってくれるとは思ってなくて、キャラも外聞も捨てて私を庇った彼が最高に愛おしくて誇りだと思った。ボロボロ涙を流す私を見てハッとしたのか慌てて駆け寄ってきて抱き締めてくれる。
カ「ごめんごめん...怒ってないよ?怖がらせたね?ごめんね?」
『ちが...寛太で...よかったって思って...』
カ「ごめんごめん、もうおっきい声出さない...」
カンタくんの大声でバタバタと足音が聞こえてなっちゃんを抱いた富永さんとふぅちゃんが現れた。
ト「どした!?」
カ「ごめん、俺が怒鳴った...」
ト「お前まじいい加減にしろ!!!」
キ「違います!Aが汚れてるって自虐したことを怒っただけです。カンタさんは正しいです。」
ト「うわごめん...俺が無意味に怒っちまった...」
カ「いや、なんにしろ俺おっきい声出したから...」
謝罪合戦する2人を見てるとちょっと和む
『ふっ、私は今こんなに愛されてますので、もう前向いてます。ご視聴ありがとうございました。』
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ぴあ(プロフ) - うゆさん» まだ続く予定です。よろしくお願いします! (2019年10月8日 0時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
うゆ - このお話永遠に終わらないでほしいです!! (2019年10月7日 12時) (レス) id: 9f9495639b (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - yu;na___さん» リクエストありがとうございます。チーが理不尽に怒ると言うリクエストですが、チーは理不尽に怒られる事に多大な嫌悪感を抱いているキャラ設定なので、すごくしょぼいお怒りなら書けます。それで良ければ是非書かせていただきます! (2019年7月16日 8時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
yu;na___(プロフ) - こんにちわ!!いつも楽しく読ませて頂いてます^^* 突然なんですが、リクエストお願いしたいです!!ふぅチーで、チーが理不尽にふぅちゃん怒っちゃう、みたいなお話を見たいです!!お時間があればぜひ、お願いします^^* 漠然としててごめんなさい(><) (2019年7月15日 11時) (レス) id: 335756cb31 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 瑠花さん» リクエストありがとうございました!そしてハッピーバースデーでございます! (2019年7月15日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴあ | 作成日時:2019年6月26日 21時