だらしない妻と神経質な夫 6

＊ ページ50

やっと始められるマリカ。長かった〜！！それでも相変わらずうるさい子がいる。


『え、ねぇ！これは何！？』

P｢あーもどかしい...俺がやれば早いのに...｣

『無理出来ない！！』

カ｢出来るよ〜？｣

『わかんないんだもん...』

カ｢ほら、出来てるよ？｣

『出来てないもんアイテムが出せない。』

P｢Aアイテム持ってないよ？｣

『え？持ってるよ？』

P｢持ってないよ？笑｣

『なに？どれ？私はどれ？』

P｢右下｣

『ずっと左下だと思ってたしぃ！』

P｢だとしたらここまでよく走ってこれたね！？｣

キ｢左下俺な？｣

『私めっちゃ上手いと思ったわ』

ト｢ねー！アイテム出せない！｣

P｢アイテムここね？笑｣

ト｢お、出せたわ。｣

『富永さぁん！？置いてかないでください！？』

P｢トミーより順位高いから笑｣

『違う！マニュアル覚え始めてるじゃん！？私にもマニュアル叩き込んでよ！！』

カ｢あーうるさい笑｣

『ねぇー！！！』


やっと終えた1ゲーム。なっちゃんに抱き着いてしょげてるわんこが1匹居ます。


カ｢しょげてんの？笑｣

『難しいよぉ...』

カ｢でも出来てたよ？｣

『分かんないまま出来ても分かんないままだもん...』

ト｢俺は分かんなくて出来ないけどな｣

カ｢もう1回やる？｣

『もう一生やらない。』

カ｢えー？一緒にゲームしたかった。｣

『ゲームしてるカンタくんにくっついてる人するから勘弁して！』

カ｢許しましょう｣

ト｢気持ちわりっ！笑｣

カ｢そっかぁ...ゲーム苦手かぁ...｣


トミーと一緒にゲームさせる企画とかありだななんて考えてると、悲しげな顔が俺を覗き込んだ。


『...怒ってる？』

カ｢怒ってないよ？なんで？｣

『いっぱい教えてくれたのに分かんないから...』

カ｢得手不得手はあるからね、仕方ないよ｣

『ゲーム機なんか掃除以外で初めて触ったもん...難しいよ...』


そりゃそうだろう。あの母親がゲーム機を買い与えるとは思えない。


カ｢ん、ごめんね？させちゃって。｣

『...本当はちょっと楽しかった』

P｢ツンデレなの？笑｣


可愛いんですよ俺のお嫁さん！！
＿

▽【速報】チーはゲームが苦手！

▽トミーとチーのポンコツ具合が面白すぎwwwww

▽そこはかとなくキイチーがペアルック
│
▽色違い着てるの萌え

▽キャラ選択でチーが猫ピーチ選ぶのめっちゃぽくて笑った

▽チー｢なに？どれ？私はどれ？｣
Pさん｢右下｣
ってやり取りの時ちょっと寄り添うのエモ

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