だらしない妻と神経質な夫 6 (ページ46)

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ぺんぺん！ﾘｸページ46

今日はLittle MixのShout Out to My Exと言う元カレへの歌を家でレコーディングしてた。キイチがカメラのセッティングまでやってくれてギター音をパソコンで合わせながらあとは歌うだけ。

『This is a shout out to my ex(元カレに一言言わせてもらうわ)
Heard he in love with some other chick(他の女と付き合ったらしいね)
Yeah yeah, that hurt me, I'll admit(正直傷付いたわ)
Forget that boy, I'm over it(あんな男なんて忘れるわ、もう十分)』

じっと聞いてるカンタくんの視線が鋭くなった

『I hope she gettin’ better s*x(彼女とは素敵なセ〇クス出来てるといいけど)』

普通に歌えばいいものを私は煽るように手で下品な真似をしてしまったわけで、清楚(ぶってる)カンタくんが黙ってるわけない。

すごいスピードで捕まえられてソファーに拘束された

『あれぇ？』

カ｢なんでそんなことするかな？｣

『いや、元カレと被ってムカついちゃうよねこの曲...あはは...』

彼の膝にうつ伏せに捕まってしまったのをいい事にパチンとお尻が叩かれた

『いたーい！！！』

カ｢なんでそんな馬鹿なことするの？ママだよね？｣

『ごめん！』

カ｢おーおー話は終わってませんよ？｣

『痛いっ！おしり叩くな！！』

キ｢お邪魔しました～｣

キイチが出てっちゃうもんだから味方は居なくなる

カ｢ねー、なんであんな下品なことしちゃったかな？｣

『清楚ぶってるのに私が下品な事したって分かるんだぁ...？』

カ｢誰がぶってるって？｣

『痛いっ！』

この人嫁のケツ叩いてくる！！

『お尻叩かないで！』

カ｢お馬鹿な子にはお尻ペンペンが1番効くじゃん？｣

『お馬鹿じゃない！』

カ｢じゃあなんであんなことすんの｣

『だって...元カレと被ったんだもん...』

カ｢だからって下品なことしないの！分かった？｣

『...やーです』

またまたパチン。痛い。

『痛い！』

カ｢Aが元カレのせいでそんな振り回されてるとこ見たくない。忘れて！｣

『だって...寛太のこと傷付けた癖に今だってのうのうと生きてる！！』

カ｢警察は証拠がないと動けないでしょ？しょうがないよ。｣

『やだぁ...』

くたっと私が力を抜くと抱き上げられて向き合うように膝に座らされた。

カ｢俺の為に怒ってくれるの嬉しいけど、堂々と歌った方がカッコイイよ？｣

『もぉ...分かりました！！』

優しいんだけどやっぱりお尻ペンペンは勘弁して欲しい