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キ「やっぱりあいつ...」
ト「カンタにまで手出したし...俺がボコボコにしてやりたかったなぁ...」
カ「泣かないで?もう絶対危ない目には合わせないから。」
カンタくんは私を抱き締めて背中をトントンしてくれる。胸元に顔を埋めると、安心する彼の香りがした。
『んん...めちゃくちゃ痛かったぁ...』
カ「うんうん...うん?それなんの感想?笑」
『えっちの感想...』
カ「それ聞きたくないです。元カレの話とか。やです。」
『私の全部知りたいって言ったのに...』
カ「それとこれとは別だから!」
ふ「チーちゃん弱ってるんだからうんうんって聞いてあげてくださいよ!」
カ「ええ...」
『初めてしたのはあいつの家で...』
カ「ほんとに辞めて!?絶対やだからね!?」
ト「うるせ...気が抜けるわ...」
『んん、ごめん泣いて...』
カ「めっちゃ可愛いね」
ト「お前...今くらいその怖いの辞めろ?」
カ「...ん?俺今なんて言った?仕方ないからねって言ったよね?」
ト「可愛いねって言ったぞ?」
カ「ああ、心の声と出す声間違えちゃった...」
『怖いよぉ...』
カ「怖くないでしょ?」
キ「それで?咲さんが教えてくれたの?」
『あ、そう...なんでこの話知ったかって言うと、そいつの上司の嫁と不倫してて、その嫁を私と同じ方法で売ったらしい。ただし、その嫁は私ほど男見る目ない人じゃないから通報されて捕まったの。それで過去にやったことあるだろって言われて私の事白状したらしい。咲の彼氏がその上司さんと同僚だから先に連絡が入ったって言ってた。もしかしたら私にも警察から連絡来るかも。』
カ「え?あの人捕まったの?」
『捕まった。しかも私当時16歳だから私のも入れると刑期伸びるかもしれない。』
ト「まじで一生牢屋に入っててくれ」
『まぁ普通に考えて無理なんですけどね...』
そろそろ寝ようかと腰を上げるとふぅちゃんが私の手を掴んだ。
ふ「ねぇ、ずっと思ってたんだけど、チーチャンネルのコメントに来てる″俺Aの元彼〜″って言ってる人は本当の人?」
『んーたとえそうだとしても私は元彼あんま覚えてない。』
カ「Aが男に興味なくてよかった〜」
『でもたまに俺Aの同級生〜ってコメントしてるやつは確かに私の同級生だったりする。』
ト「え?そうなの?笑」
カ「めっちゃヤダ」
『どう?私の怖い話。』
カ「過去一怖いわ。」
私は手を握ってくれるだけで安心出来るようになったよって伝わるといいな
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ぴあ(プロフ) - 海月さん» 小説ならではの必殺技は時間がいじれることです (2019年11月25日 8時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - もうなっちがこんなに日本語を喋れることに感動してるんだけどこないだまで「こーん」って言ってたのに〜 (2019年11月22日 15時) (レス) id: b5ee4ab4b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 千花さん» かしこまりました。フッ軽ディズニーにチーとシルクさん、モトキさんですね。書かせて頂きます。 (2019年11月22日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
千花(プロフ) - ぴあさん» Fischer'sのシルクさんとモトキさんがいいです! (2019年11月21日 22時) (レス) id: 3f06c5551a (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 千花さん» リクエストありがとうございます。他に合流するYouTuberで希望はございますか?お返事お待ちしております (2019年11月21日 17時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴあ | 作成日時:2019年10月11日 21時