だらしない妻と神経質な夫 12

おねだり ページ16

『こんにちは〜チーです！』

キ｢カメラマンキイチです。｣

『今日はカンタくんにちょっとした検証をしてみたいと思います。題して、カンタくんどれだけおねだり許してくれるのか検証〜！』

キ｢ネーミングセンスクソ...｣

『いいのよふわっとしてるのがチーチャンネルだから。』

キ｢まずはなんのおねだりから行きますか？｣

『まずはデート行きたいって言います』

キ｢許可されるに100票｣

『それから物になってきて、金額をあげます。そして最後！子供も増えたし...私達家族だけで暮らさない？と水溜りボンドの別居を持ちかけてみたいと思います！』

キ｢ヤバすぎ...もしいいよって言われたらどうすんの？富永さんに殺されるよ？｣

『いや、カンタくんは絶対にいいよって言わない。そこでいいよってすぐ言う男なら私離婚する。』

キ｢まぁ...言わないだろうけどさぁ...｣

『もう撮影終わる頃なんでリビング行きます！』


リビングに降りて、双子を抱っこしながらゆらゆらしてるとみーはすぐに眠ってしまい、はーだけ私の服をにぎにぎして遊んでる。キイチがカメラを隠してくれた。


『はーくん！ここにぎにぎしてんの？楽しい？』


はーに喋りかけてるとカンタくんと富永さんが登場。


ト｢お腹すいたんだけどなんかある？｣

『さっきふぅちゃんに大学芋持たせたんでふぅちゃんの撮影部屋に富永さんのもあると思います。』

ト｢やった！ありがとな〜｣


すぐふぅちゃんの元に向かった富永さんと、はーを抱き上げるカンタくん。早速彼におねだり開始！


『ねー、今度ユニバ行こ？』

カ｢ほんと？ほんとに言ってる？行っていいの？｣

『行こうよ〜約束じゃん？』

カ｢やったね！行こうね〜？｣


やっぱりおねだり成功。次！


『ね、一眼レフ欲しい』

カ｢あ、いいじゃん？今から買いに行く？｣

『買って？』

カ｢うん、買うつもりだけど？｣


いや、予想以上にちょろいな...


『ほんと？買ってくれる？』

カ｢寧ろ買わせてくれんの？奢ろうとするといつも怒るのに？笑｣

『うん、買って？』

カ｢あと何欲しいの？｣

『新しいアイロン欲しい』

カ｢そんなん経費みたいなもんじゃん！もっと私利私欲のもの欲しがりなよ！｣

『んー、掃除機？...は、まんずが買ってくれたし...あ！パナソニックのハンドブレンダー欲しい！』

キ｢...え、俺それネットで買った｣

『え！嘘！私も使いたい！』

キ｢いや...お前にプレゼント...｣

『私の事好きなん？』

キ｢死ね｣

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