トラウマ リク ページ27
※少し不快なお話です
妊活を始めると決めた私は産婦人科に行ってピルを辞める話をしに行くことになってた。カンタくんも着いていこうか?って聞いてくれたんだけど夜の為に編集してて下さいって家で待ってもらってた。
夕方に行ったから帰る頃には暗くなっててタクシーを待った。そんな時に目の前に止まった車に警戒して慌てて緊急連絡アプリを開く。ワンタッチでカンタくんに居場所の通知が5分ごとに送られるものだ。開いた扉から出てきたのは男3人組。後ずさるもののすぐ捕まって車に引きずり込まれた。
何とかタップ出来た携帯を鞄に滑り込ませてぎゅっと握り締める
『誰!?』
「かーわいいじゃん?」
「ほんとにこの子何してもいいの?笑」
「だってあの女が担保にしたんだからさ〜」
私はあの大嫌いな母に売られたわけだ?
『...私は母に売られたの?』
「そう、悲しい?」
『うん...』
「抵抗しなきゃ気持ちよくしてあげるから、ね?」
『あのね...これが初めてじゃないから...私病気持ってるよ?』
「げっ...最悪...」
「ゴム付けりゃいいんだよ」
『ほんとに優しくしてくれる?』
「抵抗したり叫んだりしなきゃね?」
『分かった...お兄さんかっこいいもん...』
「あれれ?惚れちゃった?笑」
誰がだよ。ふざけんな。寛太くんの方が何倍もいいに決まってんだろ!
『どこ行くの?』
「俺ん家」
「きたねー家な?笑」
馬鹿間抜けにしゃべくり倒すこいつら。なんで母の周りは馬鹿ばっかなんだろうか...
後はどれだけ時間稼ぎ出来るかが鍵だ...カンタくんお願い...気付いて...怖くて怖くて堪らない
『...ぐすっ、』
「え、どしたのぉ?怖くなっちゃった?」
『ほんとに痛いことしないで...言うこと聞くから...お願い...もう殴られるの嫌なの...』
「お前ほんと酷い親に当たったな〜」
「大丈夫、俺ら気持ちいいことしたいだけだからな〜?」
死ぬほど怖い。だってあの恐怖がまた襲ってくるんだから...身体が震えだして息が荒くなる。そんな私を見て静かになる男達。媚びてなんとかする予定だったのにやっぱり怖いなんて情けない。
カンタくんお願い...早く助けて...
一軒家に連れ込まれてベッドに押し倒されると頭が真っ白になって何も言えなくなっちゃう
『ごめんなさ...許して...もうやだ...』
「そんな泣かないでよ、無理やりしてるみたいじゃん」
『お願い...家に帰して...』
「悪いね」
手にかけられる手錠。嗚呼、もう逃げられない。
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ぴあ(プロフ) - めいさん» 探して頂いてありがとうございます! (2019年4月9日 7時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 見つけました〜!ありがとうございます!! (2019年4月9日 2時) (レス) id: 7520d1ed6a (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - めいさん» だら神10の番外編にてサプライズの妊娠報告を書かせて頂いております! (2019年4月7日 1時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - すみません!これって、カンタ君に妊娠報告する場面ってありましたか?あればどれか教えていただきたいです!なければお暇なとき時系列バラバラでもいいので書いていただけると喜びます! (2019年4月7日 0時) (レス) id: 7520d1ed6a (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 蒼海1017 アオイさん» 楽しいリクエストありがとうございます! (2019年4月4日 7時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴあ | 作成日時:2019年3月23日 2時