うさちゃん ページ46
富永さんの楽しそうな声が聞こえたから今掃除機ダメかな?って撮影部屋を覗いた時、最愛の彼がうさぎの被り物を被って耳をぴょこんと動かしていた時の衝撃を30文字以内で書きなさい。
『...』
キ「あっ...」
キイチの声で私に気付いたカンタくんは崩れ落ちるように机に倒れた
ト「はははっ!あざっす!笑」
カ「くぅ...」
ト「Aもなんか言ってやれよ笑」
『あ、お構いなく...婚約者がそういうの実はやりたい人でも全然平気なんで...』
カ「っ!?ち!違うから!!!」
『いいよカンタくん...結婚する前に知れてよかった...』
カ「違う違う!!誤解なの!ほんとに!!!」
ふらりと撮影部屋を出て顔を覆い壁にもたれ掛かる。気配で誰かが隣に来たのは分かるけど喋んないってことはキイチかな?
『はぁ...苦しい...』
キ「なんで?笑」
『カンタくんの萌えが炸裂してた。あの被り物作った人に1億あげたい。借金してでもあげたい。尊みが凄い...』
さっきからガタガタ言ってたけどカンタくんが部屋から飛び出してきてすぐここに居る私にびびったみたい
カ「うわっ!びっくりしたぁ...ねぇ!ほんとに違う!!」
『いい、いいよカンタくん嘘つかなくて。』
カ「ほんとに自分でやりたくてした訳じゃないってば!!!」
『一緒に見てたもんね?テオくんが被ってるやつ...すげぇの付けてんなぁって言ってたもんね?こういうの付けれるキャラじゃないけど実は付けたいってのを隠す為にあえて皆の前でコメントして罰ゲームにしてもらって付けるっていうサイコパスな技だよね?分かるよカンタくん。大丈夫、嫌わないから...』
カ「あ"ー!!!!違うってば!!!!」
『でもご馳走様です。照れ顔に萌えました。今日も掃除頑張れます。富永さん部屋入っていいすか?』
ト「おー、いつもありがとな〜」
富永さんの部屋に行こうと歩き出したものの忘れてた!と思ってカンタくんの前まで戻ってきた。不思議そうな顔した彼の頭をぽんぽんと撫でる
『すっごく可愛かったよ』
そして富永さんの部屋に向かうと後ろで崩れ落ちる音。
カ「違うんだって...まじで...」
ト「いひひひひっ!彼女に1番見られたくない所見られた24歳男性です笑」
カ「泣きそう...」
富永さんの布団をバサバサ畳んで、コロコロかけて、掃除機を回して換気する。これがいつもの流れ。...あれ?今気づいたけど私の寝室の真下じゃね?
(勘違いで富永さん1階の部屋だと思ってました。すみませんでした)
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» ご指摘ありがとうございます!助かりました! (2019年6月23日 7時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - いつも楽しく拝見していますm(*_ _)m 誤字を見つけたのでコメント失礼致します。 ハネムーン何処行きたいの?2頁目の「訪ねる」は「尋ねる」のほうがいい気がします。 (2019年6月23日 3時) (レス) id: 7b394b8102 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 時雨さん» これは書くしかない!!と思って日常がでた時からイメージしていました!何とか形になって良かったです! (2019年3月16日 8時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 今晩和。うさちゃん可愛いですよね!!トミーが被ってたのも可愛かったけどカンタくんも可愛くて実際見て悶えてました。チーちゃんに被せてくれてありがとうございます(*^^*) (2019年3月16日 2時) (レス) id: 6871c95841 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - dmeenioさん» コメントありがとうございます!満足いただけて良かったです! (2019年3月15日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴあ | 作成日時:2019年3月9日 22時