だらしない私と神経質な彼 9

初めまして ﾘｸ ページ40

婚約したと言うことで事務所の方に一応挨拶に伺わせてもらおうと、朝からカンタくんと家を出て事務所にお邪魔しました。ちょっと偉い方とかお会いしたりしてド緊張のご挨拶が終わった。


カ｢いや、そんな固くなる？笑｣

『今雑魚い女だと思われたら絶対婚約辞めな？ってなるじゃん！！』

カ｢雑魚いって言うな笑｣

『カンティー！もしかして女のセンス無くね！？ってなるやん』

カ｢ならないから笑｣

？｢あれ？カンタくん？｣


後ろから声を掛けられて社員さんかなぁなんて振り返ると、ぽんりささんがいる


カ｢あ、お疲れ様です！｣

り｢あー！彼女ちゃん！｣

ぽ｢チーちゃん！！｣

『は、初めまして...』

り｢彼女ちゃんめっちゃ会いたかった！｣

『ええ...こちらのセリフですよ？』

カ｢あ、もう婚約者...です...｣

『照れるなら言うなや』

カ｢うるさい｣


初めましてのご挨拶を終えて時間あるならご飯行かない？って誘ってくださって、富永さんを呼び出して5人でランチに。


ト｢すいません、お待たせしました！｣

り｢全然いいよ〜｣

ト｢なんで呼んだ？笑｣

カ｢恥ずかしいから｣

ト｢ガキかよ笑｣

ぽ｢結婚式の事とかもう決めたの？｣

カ｢あー...｣

『カンタくん忙しいので私が勝手にやってます笑』

ト｢違うじゃん？やらざるを得ない状況になってんじゃん？編集おじさんのせいで。｣

『編集おじさんどうやらスマブラに忙しいみたいで...』

カ｢ごめん！！ごめんって！！｣

ト｢辞めな？今のうちに笑｣

カ｢ねぇ！？やだやだ！｣

ぽ｢でもあれでしょ？めちゃくちゃお金かかるでしょ？｣

『いやぁ...だいぶ削れるとこ削ってますね。』

り｢何削ったの？｣

『招待客削りました』

カ｢だからそれは気にしなくていいじゃん！｣

『馬鹿、何言ってんの？カンタくんの知り合いのYouTuberさんめちゃめちゃ来る中に私のサファリパークに住んでるみたいな友達連れてくんのやばいでしょ』

カ｢ほら、ゆりさんとか楽しみにしてたし｣

『ゆりはいい！いい！』

カ｢咲さんとか、｣

『いいって！』

カ｢えー、みほさんとか｣

『私の友達の名前覚えすぎじゃん？実はLINEしてるっしょ？笑』

カ｢し、てる...｣

ト｢やばっ！お前彼女の友達とLINEすんなよ！｣

カ｢違うじゃん！ほんとやましいこと一切ないから！ほんとよ？｣

『ある人の言い方』

り｢招待客は削らず呼びなよ〜！｣

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