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直ぐに連絡すると今晩会いたいと言ってくれた。カンタくんも着いてきてくれるということで、個室の居酒屋を予約して約束の時間を待った。
『はぁ...緊張する...』
カ｢それ絶対俺のセリフ...｣
｢ごめんごめん、遅くなっちゃった！あ、初めまして！｣
カ｢初めまして、Aさんとお付き合いさせて頂いてます。佐藤寛太です。｣
｢あれ？待って？...あー！本屋さんで君を見た！｣
『カンタくん有名なYouTuberさんなんだよ』
｢だよねぇ！？えー！そんな有名人と付き合っちゃったの？｣
『すごいでしょ？』
｢凄いわ...いや、ごめん、違うな？｣
カ｢いえ、知っていて下さって嬉しいです｣
とりあえずお酒でもって軽いご飯とお酒を頼んで一息つくと、話を切り出した
『...たーくんは今まで何してた？』
私が昔のように呼ぶと目を潤ませてる彼は、本当に後悔してくれてたのかもしれない
た｢俺、あの時あいつと結婚してAだけ連れて逃げようと思ってた。ただ、俺は当時24歳のガキでお金だって貯まってないし生活力だってなかった。お金を必死に貯めようとしても俺のお金はあいつがブランド品を買うお金になる。気付いた時にはもうほかの男が居て追い出されたんだよ。本当に悪かった！約束破ってごめん！｣
彼が言う約束。それは母から私を守り、二人で一緒に暮らそうという約束だ。
『私...あの時は捨てられたんだと思った...でもね？大人になってわかったの。そんな簡単な事じゃなかったって。私にくれたギター今でも大事にしてるよ。私の生きる糧だった。ギター上手くなれば会えるって信じてた。』
た｢上手くなった...？｣
カ｢凄く上手ですよ。耳コピしてギター弾けるんです｣
た｢っ、悔しいなぁ...そばで見てたかったよ...ほんとにごめん...いっぱい傷付けられたろ？何度も会いに行こうとしたけど...勇気が出なかった俺を許してくれ...｣
『何も怒ってない。私ほんとにたーくんだけはいいお兄ちゃんしてくれてたってずっと思ってた。母とはもう縁切ったの。戸籍だって分籍したからもうあの人と一緒の戸籍じゃない。弱みだって握ってるからもう係わってこないはずだよ。手切れ金も渡したから。』
た｢...いくら渡した？｣
『100万円』
た｢俺に肩代わりさせて欲しい。｣
『いい！そんなの！』
た｢無くならなくて良かったはずのお金だよ。俺の罪滅ぼしだと思って受け取ってくれないか？｣
『...分かった。ありがとう。』
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ぴあ(プロフ) - マンモth齊藤さん» ありがとうございます！お暇な時にぜひよろしくお願いします！ (2019年10月9日 9時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
マンモth齊藤(プロフ) - 楽しく見させて頂いてます* (2019年10月8日 23時) (レス) id: 1f275c20f1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - n.uさん» 私の小説で本家様に興味を持っていただけるのはとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年6月20日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - コツコツ読み進めて、ようやく7まで辿り着けました^^; ぴあさんの小説に影響され、本家様の動画を観るようになりました。 素敵な作品をありがとうございます(*^^*) (2019年6月19日 13時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - あんドーナツさん» ご指摘ありがとうございます。ローヤルゼリーでもロイヤルゼリーでもどちらでもいいと調べた上で書きました。女王蜂に合わせてロイヤルと書いたので気になって頂けたのは嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年5月29日 22時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年2月21日 13時
