だらしない私と神経質な彼 6

癒し担当？ ページ31

カ｢Pさぁん！ヒントォ！！｣


地下室に閉じ込められて知恵の輪をやってる俺。トミーが先解けるの違うじゃん！！


P｢ヒントはあげませんが癒しならあげられます｣

カ｢下さい｣

P｢ちょ、入って？｣

『は？うざ、なに？やだ。』

カ｢A〜！！助けてぇ〜！｣

『え？カンタくん中に居んの？』

P｢そ、癒し要員チー！出動！｣

『あーはいはい...』


入ってきたAは狭いなぁって文句言いながら俺の隣に寝転がった


カ｢脚出し過ぎなんですけど｣

『カンタくん短パンっていう短いパンツ見たことない人？』

カ｢なんでそんなに脚出すの？やなんですけど｣

『お目汚しだよってこと？』

カ｢違う！他の奴らに見られたくないの！｣

『それはどうでもいいからカンちゃん頑張って〜』

カ｢カンくんな？｣

『カンくん頑張れぇ〜』

カ｢...頑張れるわ｣


最強の癒し要員...Pさんほんとありがと！！！


『カンくん二人っきりだね』

カ｢...これ解けない方が幸せなんじゃ...？｣

『頑張るカンタくんが好きだなぁ...』

カ｢頑張るわほんとに｣


ふぁ〜眠い〜って言ってるこの声だけで俺頑張れちゃうかもしれない。可愛い。


『ここ空気薄いから眠いよ...』

カ｢寝てていいよ｣

『んー、カンタくん頑張ってるから寝ない』

カ｢我が家で1番睡眠時間少ないんじゃない？｣

『カンタくんと同じくらいだよ？』

カ｢昨日寝てないじゃん｣

『カンタくんが寝た後に寝て、起きる前に起きた。』

カ｢もっと寝てて良いんだよ？笑｣

『明日寝坊するね』

カ｢宣言してする寝坊は寝坊じゃないでしょ笑｣

『ふぁ〜、らって、寝てばっかダメじゃん...』

カ｢でかいあくび笑｣

『ん、そうだ！今日カンタくんのリクエストの日！』

カ｢あ！大学芋！｣

『晩御飯のお話してるのに大学芋？』

カ｢食べたい｣

『まぁいっか、夜のおやつね？お昼は胡麻団子揚げたからこれ終わったら食べてね？』

カ｢天才じゃん｣


うへへって照れ笑いがまた可愛い。俺可愛いしか言えないおじさんかもしれない。


カ｢おやつが家で作れると思ってなかったわ｣

『だいたいなんでも家で作れるでしょ笑』

カ｢俺あのチョコブラウニー好き｣

『Aが作ったって言え』

カ｢Aが作ったチョコブラウニー好き｣

『やん！口説き上手！』

カ｢眠いでしょ？笑｣

『眠いよ〜』

カ｢絶対自分で何言ってるかわかってないじゃん笑｣

『んね〜』

＊→←仲直り

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