バレンタイン ページ10
今日はバイト最終日だったから朝からバイトに行って、ご挨拶をしてそのまま買い出しに行って大量の食料を抱えて帰宅、そしてお昼ご飯にカツサンドを作って洗い物を終えてゆっくりする間もなく本日のメインイベントの為動き回った。
約2時間ほどかけて私のおもてなし完成。家中の男達に声をかけてリビングに準備
ト｢え？入っていい？｣
『どうぞ〜』
扉が開かれてカメラを構えた私を見ると富永さんは大きな声をあげた
ト｢えーーー！！！！すげぇ！！｣
カ｢え！何！？凄いんですけど！！｣
P｢チョコだ！｣
『どうせバレンタイン忘れてるだろうと思って笑』
机の上にはチョコフォンデュの機械。この為に買いました。チョコフォンデュとチョコケーキ、そしてマフィン、ガトーショコラ、チョコレート柿の種を作りました。
『どうぞ？』
座るように促して、カメラをセットするとカンタくんは嬉しそうに、それでいて少し寂しそうに笑った。
ト｢え？食べていい？｣
『いいですよ？フォンデュ用のフルーツとパンとマシュマロがこれで、あとはもう好きにしてください。多分甘いものばっかキツいんで幸せな時に辞めてくださいね？チョコレート強制する日じゃないので笑』
ト｢お前ぇ！いい後輩だな！｣
カ｢チョコレート食べれる日だ！｣
『一応面白いかなってポテチとじゃがりこ買ってあるんですけど甘いのきつくなった時用で笑』
ト｢おいしっ！チョコフォンデュ家で出来るの幸せかよ〜｣
カ｢うまっ...｣
ト｢おーいー！指突っ込むなやぁ笑｣
カ｢なんか最近女子力高いの何？そーゆーのしない契約じゃん？｣
『もう婚約したのに？』
カ｢そうだけど...｣
『ちなみにバレンタインデーってチョコの日じゃなくて、正式には大事な人に愛を告げる日なんだってよ？』
じっと見つめるとおずおず彼は口を開いた
カ｢...好きです｣
『ふふっ、知ってる！だからこれプレゼントです！』
机の下に隠してた小さな紙袋。中にはネクタイピンとネクタイが入ってる。
カ｢え、いいの？｣
『カンタくんこれからきっとスーツとか着る機会増えるからプレゼント！ネクタイピンをあげる意味知ってる？』
カ｢知らない...トミー知ってる？｣
ト｢知らん笑｣
『貴方に首ったけ』
カ｢へ？｣
『ネクタイは首を絞めるもの。つまり首輪を表します。そのネクタイを止める役割をするネクタイピンは貴方を独り占めしたいほど焦がれてるって意味』
(裏へ続く)
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます！その後のカンチーも連載中ですのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年8月7日 18時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 最初から最後まで飽きない作品でした。連載お疲れ様でした！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴさん» 楽しんでいただきありがとうございます！ (2019年7月19日 14時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最後かなりときめきましたぁーーーー！！！楽しみにずっと見てた甲斐がありましたぁ！！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴぃさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月14日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年3月16日 11時
