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途中からは立食パーティーだ。新郎新婦の元に皆が集まり、集合写真を撮っている間にテーブルや椅子が片付けられてあっという間に真ん中にぽつんと1つ椅子が置かれて、あとは壁際に置かれる椅子以外何も無くなった。
ト｢それでは女性の皆さん、既婚、未婚に関わらず前にお集まり下さい！ブーケトスのお時間です！｣
ザワザワと集まってくる皆さん。私の狙いは勿論1人。絶対に取ってよ？って目配せをすると彼女は不安そうに微笑んだ。
『今日の私の幸せ...半分貰ってください！！』
イメージは付いてた。何故か自信もあった。恐る恐る振り返ると彼女は目を見開いて腕の中のブーケをみつめてる。
『...良かった』
ふ｢...ありがと〜！！！！｣
駆け寄ってきた彼女に危うく転けかけるとカンタくんが支えてくれる。
カ｢はしゃぎすぎ笑｣
ふ｢ご、ごめんなさい...｣
『ありがと』
ト｢落ち着けや笑｣
ふ｢ごめぇん...｣
お次はド緊張のガータートスです
ふ｢今から水溜りボンドらしからぬガータートスが行われますがくれぐれもはやし立てないようにお願い致します！｣
カ｢フリじゃん...｣
富永さんにエスコートされて私は椅子に腰掛けた。カンタくんは額を抑えながら私の前に跪く。
カ｢...ごめん。｣
『ほんとに手でいいよ？笑』
カ｢いや、やる。姉ちゃんがニヤニヤしてるから...｣
彼の跪いた膝に私の左足が乗せられ会場の熱は一気に上がってくる。
カ｢ふぅ...ふぅ...いきまーーす！！！｣
｢｢｢｢｢｢いえーーーい！！｣｣｣｣｣｣
ドレスが捲られてカンタくんは潜り込んだ。足にかかる吐息が恥ずかしくて思わず顔を隠すと、シャッター音が大量に聞こえてくる。私の太ももに到達した彼は1度キスを落とし、ガーターに噛み付いた。
『はずい...』
ゆっくりと出てきた彼の口には青いリボンが付いたガーターが咥えられてる
カ｢...俺もやれば出来る！｣
｢｢｢｢いえーい！！｣｣｣｣
カ｢幸せになりたい人〜？｣
｢｢｢｢｢｢｢はーーい！！｣｣｣｣｣｣｣
カ｢では、投げまーす！｣
皆に押されて富永さんが前に出てくる。そしてカンタくんが投げたガーターは迷いなく相方の手の上に収まった。
カ｢俺のコントロール力でしょ！！｣
『つまり？ガータープレイスメント〜！！！』
皆何それって感じだけど私はふぅちゃんの手を引いた。彼女のマイクを奪い取って私が一時的な司会者だ。
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます！その後のカンチーも連載中ですのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年8月7日 18時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 最初から最後まで飽きない作品でした。連載お疲れ様でした！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴさん» 楽しんでいただきありがとうございます！ (2019年7月19日 14時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最後かなりときめきましたぁーーーー！！！楽しみにずっと見てた甲斐がありましたぁ！！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴぃさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月14日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年3月16日 11時
