これからの日常 ページ5
動画を止めてキイチとPさんがひとしきり2人に質問攻めして、富永さんは嬉しそうに答えてる。私は晩御飯を作る前に口を開いた。
『ふぅちゃん明日忙しい？』
ふ｢明日なんもない日だよ？｣
『泊まっていけば？』
ふ｢へ？｣
『ほら、富永さん？代わりにきっかけ作りましたけど？』
ト｢...泊まっていく？｣
ふ｢...うん！｣
『どういたしまして』
ト｢ありがとうって言ってから言え笑｣
カ｢ねー！なんでAは知ってたの？｣
『なんでかなぁ？富永さんの事大好きだからかなぁ？』
カ｢正座しなさい｣
『ばーか、彼女の前でこんな事本気で言えるわけねぇっての！』
カ｢ちょっと？話は終わってないよ？｣
『うんぬんかんぬんおじさんうるさーい』
カ｢覚えてろよ...｣
『あらら、それって夜のお誘い？やだなぁもっとロマンチックに誘って？』
カ｢なんだよ！昨日式場決めに行った時なんか泣いてたくせに！｣
『そりゃカンタくんと結婚出来るのすっごく嬉しいもん』
カ｢はぁ...また俺が負けるわけね？｣
呆れ顔のカンタくんにウインクしてキッチンへ。リビングからは皆の笑い声が聞こえてる。イヤホンを付けて、自分の好きな曲を流しながらノリノリで晩御飯準備。
今日は富永さんリクエストのフィンガーフード。手で摘める料理を沢山作って皆で摘みながらプチパーティーする気分なんだって！
鼻歌を歌いながらノリノリでチーズ春巻き作る私はもう無敵よってこと。
カ｢Aちゃん？笑｣
『わっ！びっくり！』
後ろから抱き締められてリア充の定番みたいなことしてくるカンタくんに笑みが零れた
『お料理中は危ないよ〜？』
カ｢トミーがふぅさんとイチャついてんだもん...俺もギュッてしたい！！｣
『ふふっ、じゃあ許可しまーす。でも油はねが怖いからエプロン取って？』
カ｢俺の貸してあげる！｣
カンタくんのエプロンを私が付けて、エプロンの中でお腹に手を回す彼。なにこれ新婚みたい...
カ｢新婚みたいだね｣
『私の心読んだ？』
カ｢うそ！思ってた？｣
『思った〜』
カ｢っし！！｣
『春巻き揚げまぁす』
カ｢わぁっ！油とんじゃうよ！！｣
『平気だよ笑』
凄い力でコンロから私を引き剥がそうとするカンタくんと、はいはいと宥める私。可愛い。
『明日ねぇ、としくんと飲み行くの』
カ｢やだなぁ...｣
『早く帰ってくるよ？』
カ｢約束ね？｣
『ん、約束』
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます！その後のカンチーも連載中ですのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年8月7日 18時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 最初から最後まで飽きない作品でした。連載お疲れ様でした！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴさん» 楽しんでいただきありがとうございます！ (2019年7月19日 14時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最後かなりときめきましたぁーーーー！！！楽しみにずっと見てた甲斐がありましたぁ！！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴぃさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月14日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年3月16日 11時
