レセプション ページ39
今度は2人での入場だ。控え室で私のムービーを聞いてるだけなのにカンタくんは泣きそうになってる。
カ｢ほんと...今日のA綺麗...｣
『泣かないでよ笑』
カ｢露出は多いけどね？そんなのどうでもいいくらい綺麗で...もっと自慢したい...｣
『泣かそうとしてる...』
カ｢行こうか。｣
出された手を取り扉の前に歩いていくと、私達の付き添い人達がいる。
ぽ｢ほんと2人お似合いだよ〜！！｣
り｢うん！すっごく綺麗！｣
マ｢やっぱりちゃんとメイクしたらお前可愛いじゃん！｣
『あ、結婚式なんで口説くの辞めてください』
ト｢おめぇはぁ！笑｣
富永さんのグーパンチを食らうと途端に元気が出てくる。
『入場の前に富永さん...』
ト｢ん？｣
『...ありがとうございます。今までの全てに』
ト｢ひひっ、まだこれから先も世話してやるよ笑｣
『でも富永さんの守るべき人は私じゃないです。私の事を守るべき人はカンタくんになって、富永さんを支える人はふぅちゃんになる。少し寂しいです。』
ト｢そうだなぁ...おじさん泣いちゃうなぁ...｣
言葉の通りうるっと来てる富永さん。伝染る伝染る...
『もう...ふぅちゃん何とかしてよ...』
ふ｢チーちゃんの大事な先輩お預かりします！｣
『よろしくお願いします』
コツンとグータッチ。さて、私達の晴れ舞台はまだ続くよ！！
扉が開いた瞬間私達6人は決められた通りのポーズをとる。シャッターチャンスですよ？付き添い人が入場を終えるとカンタくんと歩いていく。
カ｢なんか恥ずいね？笑｣
『らしくないもん笑』
私達が望んだのは形式張った披露宴ではなく、緩くて話す時間が多い披露宴を望んだ。勿論司会はトミふぅカップルがやってくれる。
ト｢あーい、こんにちは〜｣
ふ｢トークショーの司会でもするの？笑｣
ト｢いや、チーが緩めで！！マジで！緩めにしないと恥ずかしいんで！ってさっき念押しして来たから...｣
ふ｢新郎新婦の意向により、本日の披露宴は席の移動自由、お喋り自由、ナンパも自由となっております！｣
ト｢ふぅちゃん、ナンパって言うのは辞めよう？な？お友達作って下さいとかにしとこう？｣
ふ｢でも...チーちゃんが書いた原稿に書いてある...｣
ト｢書いてあんなぁ！！｣
笑いの溢れるオープニングトークに会場も和やかなご様子。
ト｢初めにこの披露宴での注意事項がございます！ふぅちゃん、説明をお願いします。｣
ふ｢はい！その1！スベッた奴は退場！｣
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます！その後のカンチーも連載中ですのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年8月7日 18時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 最初から最後まで飽きない作品でした。連載お疲れ様でした！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴさん» 楽しんでいただきありがとうございます！ (2019年7月19日 14時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最後かなりときめきましたぁーーーー！！！楽しみにずっと見てた甲斐がありましたぁ！！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴぃさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月14日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年3月16日 11時
