当日 ページ35
『カンタくん！』
カ｢どした？笑｣
『頭が痛いです！』
カ｢しっかり二日酔いじゃん？行ける？｣
『逆に行ける！』
カ｢なんでそんなにテンション高いの？｣
『怖いから！！もう武者震いだよね？今日結婚式って何？どんな拷問？無理すぎるんだけど！！』
カ｢落ち着こうな？後1時間で家出るよ？｣
後1時間！？リハーサルをしておいたから今日は行ったらそのまま花嫁衣装に着替えて始まるのを待つのみ。
『お願いだからもし逃げちゃったら捕まえて？』
カ｢そんな怖いことさせないよ？ちゃんと待ってるから。｣
『たーくん！！』
た｢パパって呼んでくれない人は知りません｣
『パパぁ！もうやだ！！意地悪しないで！！』
た｢とか言って俺が転けたらどうしよう！｣
『使い物にならないパパはやだよ〜！！』
た｢辞めて！？昨日のリハは完璧だったのに！！｣
『一緒に荷物あるか確認して？えーリングピローでしょ？指輪はカンタくんが持ってくれてるよね？』
カ｢持ったよ｣
『あとウェルカムボードと、お車代多めに持ってった方がいいよね？白いハンカチ持った。手紙持った。水溜りドールも持ったし...下着も持ったでしょ？ストッキングも持ったけどあとなんかいるのある？』
た｢わからん。｣
『使えねぇ〜！！』
ふ｢大丈夫だよきっと｣
『ふぅちゃんよく二日酔いならんね？』
ふ｢いや私の5倍は飲んでたよ？笑｣
ト｢もうふぅはクラブ禁止｣
ふ｢え...うん...｣
『あー！！せっかく楽しいって分かったのに禁止されんの可哀想です！モラハラ！』
ト｢え、俺カンタになってた？｣
『モラハラです』
ト｢くそ...程々にしてな？｣
ふ｢そもそもチーちゃんが居ないと行かないもん！｣
お昼過ぎに私はもう準備をしに行かなければならない。カンタくんとは数時間サヨナラだ。
カ｢ちゃんと祭壇の前で待ってるよ｣
『泣いちゃうかも』
カ｢せっかくのメイク崩れちゃうから我慢して？笑｣
『...ほんとに私で後悔しない？』
カ｢当たり前でしょ？俺の1番欲しいもの。誰にも見せたくなくて誘拐しちゃうかも｣
『怖いよ』
カ｢大丈夫。お父さんがちゃんとエスコートしてくれるよ｣
た｢プレッシャーが凄いんですけど｣
『ありがとう...行ってきます』
引き寄せられておでこに彼の唇が触れた。
カ｢行ってらっしゃい｣
もう耐えられなくて慌てて家を飛び出した
『私の夫がかっこよすぎる...』
ふ｢惚気？笑｣
カ｢聞こえてるよ〜？笑｣
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます！その後のカンチーも連載中ですのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年8月7日 18時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 最初から最後まで飽きない作品でした。連載お疲れ様でした！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴさん» 楽しんでいただきありがとうございます！ (2019年7月19日 14時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最後かなりときめきましたぁーーーー！！！楽しみにずっと見てた甲斐がありましたぁ！！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴぃさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月14日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年3月16日 11時
